2019年3月のウイルスレビュー

3月、Doctor WebのアナリストはCounter-Strike 1.6のプレイヤーを脅かすトロイの木馬について調査を行いました。検出された脅威の数については、3月には前月と比較して大きな動きが見られました。例えば、 Trojan.MulDrop8.60634 の活動は2月に比べて3倍減少し、一方で Trojan.Packed.24060 や Adware.OpenCandy.243 などの脅威の数は増加しています。Dr.Webの非推奨サイトや危険なWebサイトのデータベースに追加されるURLの数にも減少が認められ、一方、ランサムウェアによる被害を受けたユーザーからテクニカルサポートに送られるアプリケーションの数は増加しています。

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3月の主な傾向
悪意のあるブラウザ拡張機能の増加
アドウェアや不要なプログラムが急増
ランサムウェアによる被害を受けたユーザーから提出されるアプリケーション数の増加

3月の脅威

3月、Doctor WebのアナリストはCounter-Strike 1.6の Steamクライアントに存在するゼロデイ脆弱性を悪用するトロイの木馬Belonardに関する詳細な調査結果を公表しました。システム内にインストールされると、 Trojan.Belonard はクライアントのファイルを置き換え、他のユーザーを感染させるためにプロキシを作成します。Trojan.Belonardによって作成された悪意のあるCS 1.6サーバーの数は、Steam上に登録された公式サーバー全体の39%にも上っています。現在、Dr.Webの製品はBelonardトロイの木馬の全てのモジュールを検出することができます。したがって、Dr.Weユーザーに危害が及ぶことはありません。

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