Pythonエンジニア育成事例「株式会社エルピス」を公開しました。

~Pythonでドローン自動運転プログラムを開発、社員が興味を持つきっかけに~

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会(代表理事:吉政忠志、本社:東京都世田谷区)はPythonエンジニア育成事例「株式会社エルピス」を公開しました。

■業務システム開発30年超の歴史を持つ株式会社エルピス

株式会社エルピスは、金融系・航空・物流業界をメインに、顧客の業務システムの開発に長年携わってきた。大手SIerとの太いパイプを生かし、顧客先に常駐しながら開発を行って30年超。築いてきた実績と信頼から案件の引き合いは多く、寄せられる信頼の高さが窺える。

そんな同社はこれまで、主にJavaやC#、.netといった言語を扱って開発を行ってきたが、最近になってPythonによるドローン自動運転の開発案件をSIerから依頼され、携わるようになったと言う。それまで、Pythonの名前は聞いたことがあるが実務経験はなく、情報収集から始めることになるが、取締役 田中 圭一氏は当時をこう振り返る。

「付き合いのあるSIerからPythonを使った開発に関わらないかと声がかけられました。最初はPython?聞いたことはあるけどね、というくらいの認識でした。その後ドローン開発案件に配属された社員が小型のドローンを会議の場に持ってきて、Pythonで開発したというパソコンのキーを打つだけで操縦できるというシステムのデモンストレーションを行い、その簡単さに他のエンジニアも盛り上がりました。また、昨今のPythonへの注目度の高さや、その新しさから将来性もありそうだということも分かり、事業に組み込んでいくことを決めました。」

■Pythonエンジニアの育成が顧客へのアピール材料に

そこでまずは実績を積むべく、SIerから持ち込まれたドローン自動運転システムの開発に積極的に携わることにした。さらにドローン開発案件に配属された社員から、Pythonエンジニア認定資格を取得したことを聞かされた。田中氏は、案件参画時に顧客へ提出するスキルシートに、この資格を取得していることを記載できれば、実績はなくとも知識はあるというアピールができることになると考えた。そこで、会社としてもPython案件獲得の足掛かりとして、認定試験の取得を推奨していくことを決め、社員のモチベーションを上げるために受験費用の負担や報奨金の制度を立ち上げた。それもあってか、合格者は徐々に増え、現在では35名いるエンジニアの内、13名の取得が完了していると言う。同社の場合、客先に常駐するメンバーが多いことから勉強会を開催することは難しいが、合格者が自主的におすすめのサイトやテキストを社内で共有し、他のメンバーが取得できるよう支援しているようだ。

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