世界にアピールする緑の中山、大湾岸圏で夢を育む

The People's Government of Zhongshan Municipality 2019年04月02日 17時13分
From 共同通信PRワイヤー

世界にアピールする緑の中山、大湾岸圏で夢を育む

AsiaNet 78099(0545)


【中山(中国)2019年4月1日新華社=共同通信JBN】2019 Zhongshan Trade and Investment Fair & Top Talent Networking(2019中山通商投資フェア・高度人材ネットワーキング)が3月28日、Zhongshan Expo Center(中山博覧中心)で始まった。このイベントは、市のイメージを高めて投資と人材を呼び込むために、中山市人民政府が組織した。1カ月前に開発計画綱要が発表されたGuangdong-Hong Kong-Macao Greater Bay Area(広東・香港・マカオ大湾岸圏)の建設を背景に、中国の民主革命の偉大な先駆者、孫逸仙(孫文)の生まれ故郷である中山として、フェアの開催は極めて意義深い。

開会に合わせて41件のプロジェクトが調印された。このうち12件はそれぞれ10億人民元(1億4900万ドル)規模で、15件は米国、英国、日本、スウェーデン、香港からの案件。同時に中山の将来の発展とその人工知能(AI)およびヘルスケア産業に関する6回のフォーラムが開かれ、人材を集めるために15件の活動が行われた。

大湾岸圏を上空から見ると、港珠澳大橋と建設中の深セン中山大橋でつながったA字型の都市集積圏が見渡せる。大湾岸圏で主要都市を結び付ける中山は、珠江東西両岸の統合開発を促進する特異な地理的優位性を生かせる。将来は沿岸経済地帯のハブ、また大湾岸圏の重要拠点に組み込まれることになる。

Whereforを共同創業したマテオ・パロッタ氏は、同社が中山市の政府と機関に投資と協力を促す科学研究とイノベーションについて助言すると述べた。中山の優れた位置と事業環境を認める同氏は、中山市と大湾岸圏の将来に明るい展望を持っている。

Allied Rich Asia Limitedのディレクター、シエ・ヨンニン氏は「香港の科学・技術界から多くの専門家がフェアに参加し、同市の産業や人材資源、事業環境を視察した」と話した。HK Association for the Advancement of Science and Technology(香港の科学・技術振興協会)は今年6月と7月に中山で、AIやバイオ医学、インターネット、新エネルギー、インテリジェント製造の分野で100件のプロジェクトに着手する。

Akeso Biopharmaは健全な事業風土を認めて7年前に中山に創業した。現在は革新的なバイオテクノロジー企業として、多くの特許技術と国際競争力のある研究開発(R&D)能力を誇る。独自に開発したAK107の開発権と販売権を、グローバルな巨大薬品会社Merck Sharp & Dohmeに2億ドルで許可した。もう一つの主力製品AK104は、がん免疫療法で世界初のPD-1/CTLA-4二重特異性抗体で、臨床試験に使われている。Akeso副社長兼最高科学責任者のリー・バイヨン博士は、大湾岸圏の時代とそれが地元企業にもたらすあらゆる人材、優れた基盤、成長機会に大きく期待している。

中山市党委員会のチェン・シュートン書記は「市は大湾岸圏の包括的発展を後押しする形で立場を適切にし、その力を活用すると約束する」と述べ、世界の投資・経済界と恩恵の共有を心掛けると付け加えた。

英国教師のポールトン・トーマス氏は、中山の下町にある小さな村の三渓を散策し、木々が茂って嶺南風の壁画が描かれた古風な家に出会った。その後Yunlaiyunという食堂で名物料理を求めた。そこは彼の言葉では、喧騒の中の安息の地であった。

中山はここ数年、緑化開発に力を入れている。2018年に街の樹林帯率が35.48%、緑化率は43.14%になり、国家森林都市に指定された。嶺南風の素朴な村と古風な家並みは見事に保存されている。三渓のような村々は商業住宅に土地を明け渡すことなく、安らぎの地として育むように街並みを修理して保存、復元し、地域の文化と料理を伸ばす特別な共同体の役割を果たしている。

大湾岸圏開発計画綱要は生活と仕事、旅行のための上質な生活圏の構築を提案した。大湾岸圏で中山は孫文の国際交流センターを設立し、文化交流を拡大して、文化遺産を巡るルートの整備を進める計画だ。重要拠点都市としての中山は、レジャーが楽しめる文化的で健全なベイエリアを目指している。

五桂山街道の保護地区を大湾岸圏の「息継ぎ地」に模様替えする作業も大きく進んでいる。その手始めとして、金鐘水庫を含む都市公園群と東沿岸地区の国立湿地公園は、急ピッチで変容していく。中山市はこのようにして緑化開発で大湾岸圏の先頭に立っている。

ソース: The People's Government of Zhongshan Municipality

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