海南の自由貿易区(港)は島しょ観光の国際協力に新たなチャンスを生み出す

The People's Government of Hainan Province 2019年04月02日 12時35分
From 共同通信PRワイヤー

海南の自由貿易区(港)は島しょ観光の国際協力に新たなチャンスを生み出す

AsiaNet 78103(0538)

【海口(中国)2019年4月1日新華社=共同通信JB N】3月28日、Boao Forum for Asia Annual Conference 2019(2019年ボアオ・アジア・フォーラム年次総会)のIslands Economic Cooperation Forum(島しょ経済協力フォーラム)の場で海南省次長のシェン・ダンヤン氏は「海南の中国的な特徴のある試験的な自由貿易区と自由貿易港の建設は、島しょ観光の国際協力で多くの新たなチャンスを提供している」との意見を表明し、参加各国のゲストは満場一致でそれに合意した。

世界には何万もの島、何十もの島国と地域があり、島のリゾートは常に似たような競争に直面している。今回の会議の焦点の1つは、島しょ観光地の間で国際協力を行うこと、そして島しょ観光の持続可能な発展を実現する方法についてだった。

2018年、海南には74の国際航路、国際コンテナ船9航路があり、59カ国は中国への入国でビザが免除されていた。観光客の数は11.8%増加した。海南は国際的な観光消費センターになることも目指していて、その恩恵は中国による海南自由貿易区(港)建設によるものだ。

シェン・ダンヤン氏によると、経験を共有し、観光開発計画と方針の周知を強化し、グローバリゼーションの下での緊密な協力に基づく特色を生かした将来を共有するコミュニティーを構築することにより、島しょ観光が発展する余地はさらに広がる。

スリランカ南部州知事のケールシ・テンナコーン氏は、これ以上ないほどの賛意を示した。同氏によると、スリランカと海南には観光の品質向上、観光の可能性をさらに模索していることなどで多くの共通する特徴があり、協力できる分野は多い。

韓国の済州特別自治道知事、ウォン・ヒリョン氏は「一部の課題には国や地域単独では解決できないものがあるので、協力体制を確立する必要がある」と述べた。済州は体系的にデータを収集・分析し、ビッグデータ・プラットフォームを導入してブロックチェーンに加入するよう市民を奨励した。同氏は、できるだけ早い段階で、クリーンでインテリジェントな輸送・旅行システムを導入することを望んでいて、「国際協力を通して関連するテクノロジーを実行したいと思う」と述べた。

天然資源の他、人的な文化資産も観光の重要な要素を形成する。Pacific-China Friendsip Association(太平洋・中国友好協会)会長のヒリア・オッティーノ氏は「海南はわれわれに、文化と天然資源を同時に保護できることを見せてくれた。これは持続可能な観光の将来の指針である」と述べた。

ソース:The People's Government of Hainan Province

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(写真説明:「21世紀海のシルクロード・島しょ経済協力フォーラム」の様子。テーマは島しょ観光:国際協力と持続可能な発展)



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