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前回まで、ヤマハのネットワーク機器の管理監視・管理をクラウドベースで実現するネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」を紹介しました。YNOを利用すれば、遠隔地とのVPNを追加で構築するような場合、既存のコンフィグを使い回すことができたり、現地に赴かなくてもVPNの構築作業ができたり、ネットワーク管理者の負担を低減することができます。
さて今回からは、VPN構築後の通信品質の改善について説明していきましょう。通信データが多様化し、通信容量も大きくなってくると、通信が不安定になってしまうことがあります。特にインターネット回線を使ったVPNの場合は、インターネット側でのトラフィックに影響されることがあり、意図せず遅延が起きてしまう場合もあります。
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