2018年のウイルスレビュー

2018年には、密かに仮想通貨をマイニングするトロイの木馬が拡散され、Microsoft Windowsユーザーのみでなく様々なLinuxデバイスのユーザーも悪意のあるソフトウェアの標的となりました。感染させたコンピューター上でファイルを暗号化し、復元させるための身代金を要求するエンコーダ―も未だ勢いを失ってはいません。

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2月と4月には、そのようなトロイの木馬のファミリーに属する2つの新たな亜種がDoctor Webのエキスパートによって発見されました。そのうちの1つは、ウイルス作成者の主張に反して、身代金を支払った後もファイルを復元することができませんでした。
2018年3月下旬、Doctor WebはYouTubeから拡散されている Trojan.PWS.Stealer.23012 について調査を行いました。このトロイの木馬はPythonで書かれており、感染したデバイスからファイルやその他の機密情報を盗みます。調査の結果、このマルウェアとその複数の亜種について作成者を特定することができました。また別の調査では、 Trojan.PWS.Steam.13604 を使用してゲームプラットフォーム「Steam」から機密情報を盗んでいた犯罪者が特定されました。 Trojan.PWS.Steam.13604 は、この目的に特化して作成されています。10月には、インターネットユーザーから何万ドルもの金銭を騙し取ったオンライン仮想通貨詐欺の活動について徹底的な調査が行われました。

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