宅森昭吉に聞く『2019年の日本景気』

三井住友アセットマネジメント株式会社 2019年01月08日 16時04分
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三井住友アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:松下隆史)は、経済イベントや市場動向に関するマーケットレポートを日々発行しております。このたび、マーケットレポート「宅森昭吉に聞く『2019年の日本景気』」を2019年1月4日に発行いたしましたので、お知らせいたします。

<キーワード> 宅森昭吉に聞く『2019年の日本景気』
年末の紅白歌合戦での北島三郎さんの熱唱は、昨年の「災」を吹き飛ばし、日本景気に元気を与えました。今年1月には戦後最長の景気拡張局面を迎えると見られます。秋には消費増税を控えているものの、景気後退となる可能性は小さいとみられ、日本で開催されるラグビーW杯による経済波及効果や、新天皇陛下即位と改元が人々の気分を一新して『2019年の日本景気』にプラスとなることが期待されます。

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【ポイント1】 サブちゃんの「まつり」熱唱は「災」を吹き飛ばして福を呼んだ?
■「今年の漢字」はその年の世相を表し、景気動向を反映する傾向があります。2018年は「災」が選ばれました。「災」は2004年にも選ばれましたが、同年の景気も一時的にもたついた後、景気拡張局面が継続しました。昨年末の「NHK紅白歌合戦」では5年前に50回出場を区切りに紅白を卒業した北島三郎さんが特別枠で復帰し、「まつり」を歌いました。人々の気持ちを盛り上げる「まつり」が紅白で歌われた年は、過去6回すべて景気拡張局面でした。北島三郎さんの「まつり」の熱唱が平成最後の夏の「災」や米中貿易摩擦に対する懸念を吹き飛ばし、新年の始まりに元気を与えたことでしょう。“「災」転じて福”となることが期待されます。

【ポイント2】2019年1月には戦後最長の景気拡張局面を迎える見込み
■景気動向指数による景気の基調判断を見ると、2016年10月~2018年8月まで、23カ月連続して最上位の判断である「改善」が続いていました。しかし、9月・10月には地震・豪雨・台風などの自然災害の多発などを主因として「足踏み」に下方修正されました。
■11月も「足踏み」となる見通しですが、12月には再び「改善」の判断に戻ると予想されます。このため現在の景気拡張局面は、2019年1月には74カ月となり、戦後最長である「いざなみ景気」の73カ月を超える可能性が大きくなっています。

【今後の展開】ラグビーW杯や、新天皇即位・改元が景気のプラス材料に
■秋には消費増税が予定されています。前回の消費増税時には、景気後退入りは免れたものの、団塊の世代の大量退職などにより想定以上の節約から消費減となりました。今回も駆け込み需要の反動はありそうですが、軽減税率の適用やポイント還元など様々な対策も考えられており、景気後退となる可能性は小さいと予想されます。また同じく秋には、ラグビーW杯が日本で開催される予定で、大会組織委員会は経済波及効果が4,372億円に及ぶと試算しており、インバウンドの増加も期待されます。そして、5月の新天皇陛下即位と改元は、新しい時代の到来で人々の気分を一新し、景気にとってもプラス材料になると期待されます。平成となった1989年とミレニアムの2000年は時代の変わり目だったと言えますが、いずれの年も1-3月期は個人消費や設備投資がしっかりとしていました。時代の変わり目の「記念消費」などの効果は大きいと見られます。

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