アセンシア・ダイアベティスケアが持続血糖測定システムの販売と共同開発でPOCTechと提携
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【バーゼル(スイス)2019年1月8日PR Newswire=共同通信】アセンシア・ダイアベティスケア(Ascensia Diabetes Care)は8日、持続血糖測定(CGM)システムの開発・製造企業Zhejiang POCTech, Co., Ltd(POCTech)とグローバルな提携を締結したと発表した。
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アセンシアは、POCTechがこれまで販売代理店を持っていない最初の13の特定市場においてアセンシアをPOCTechの独占販売代理店に指定し、他の利用可能な国における第1先売権を認める契約を締結した。契約の一環として、アセンシアはこれら地域でPOCTechの現行のCGM製品のバージョンを商品化し、2019年下半期に製品の販売を開始する意向である。
この提携の第2部として、アセンシアとPOCTechはまた、POCTechの既存技術を基礎とした次世代の製品を共同開発するための共同開発契約を結んだ。この契約では、両社の専門知識を活用して、糖尿病患者のニーズをより効果的に満たすよう設計され、性能と機能を向上させた画期的な次世代製品を製造する予定。
アセンシア・ダイアベティスケアのマイケル・クロス最高経営責任者(CEO)は「われわれは血糖値モニタリングを超えた事業の拡大に取り組んでおり、持続血糖測定(CGM)を糖尿病治療の重要な要素と見なしている。今回の提携により、われわれは既に承認済みのCGM製品を2019年に特定の市場に投入することが可能となろう。同時に、糖尿病患者のまだ満たされていないニーズの一部に対処するため、POCTechの既存の技術を基盤としたまったく新しいCGMシステムを作り出すことができるだろう」と述べた。
Zhejiang POCTech, Co., Ltdの社長兼最高科学責任者(CSO)であるヤナン・ジャン医学博士は「両社の協力は、世界市場への参入と次世代のCGM製品の開発という目標に向けた重要なマイルストーンである。アセンシアのグローバルマーケティング、規制問題、品質システム、新システムの設計とテストの能力と、POCTechのセンサー技術の専門知識を組み合わせることにより、両社はともに、糖尿病コミュニティーに高品質でコスト効率のよい製品を提供することができる」とコメントした。
クロス氏はまた「このPOCTechとの契約は、アセンシアにとって世界クラスのCGMフランチャイズを構築するための重要な最初のステップである。われわれはパートナーシップと当社独自のCGM開発プログラムの組み合わせを利用して、糖尿病患者が現在利用可能なものを改良する最先端のCGM製品のパイプラインを構築することを目指している」と付言した。
アセンシアは糖尿病治療の分野で長い伝統を有しており、今回の共同開発契約は、糖尿病技術の開発と商業化における同社独自の専門知識と能力を活用するだろう。このパートナーシップはまた、メーターやセンサーのCONTOURポートフォリオを製造している姉妹企業PHC Corporationの世界クラスの製造専門技術も活用することになるだろう。
アセンシアのこの分野における豊富な研究開発(R&D)経験は、No-Coding技術やSecond Chanceサンプリングなどのユーザー重視の糖尿病に関する多くのイノベーションの導入につながった。アセンシアは、極めて正確なCONTOUR NEXTテストストリップ(試験紙)プラットフォームの開発を担当しており、今回のコラボレーションを通じてそのセンサー開発の専門知識を次世代のCGMシステムに適用したいと希望している。
詳細は、Ascensia Diabetes Careウェブサイト、リンク を参照。
Ascensia とContourはAscensia Diabetes Care Holdingsの商標および/または登録商標である。
Zhejiang POCTech Co. Ltd.の詳細は、POCTechウェブサイト、リンク を参照。
ソース:Ascensia Diabetes Care
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