KEMP社製ADC製品「Virtual LoadMaster」シリーズ。WAFと保守を統合した革新的ライセンスモデルを販売開始

FXC株式会社（本社：東京都台東区　代表取締役社長：谷輪 重之）は、KEMP　Technologies（本社：アメリカ ニューヨーク）社製「Virtual LoadMaster」シリーズの「VLM-500」および「VLM-10G」において、1年間または3年間の保守が含まれたAnnualライセンスモデルを12月3日(月)より発売開始します。

KEMP Technologiesはロードバランサ（負荷分散装置）の機能をさらに高度化したADC（Application Delivery Controller）ベンダーであり、同社が提供する「Virtual LoadMaster」はMicrosoft AzureやAWS（Amazon Web Services）クラウド内でネイティブに実行できるように最適化されているとともに、世界各国の企業システム、Webアプリケーションシステムなどで採用され、日本市場においてもネットワークの安定性・堅牢性・可用性をワンストップで高める革新的なソリューションとして注目を集めています。

【Annualライセンスモデルの製品型番と標準価格】
■VLM-500 -SUB-1Y（VLM- 500 Annualライセンスモデル1年間）　￥480,000(税別)
■VLM-500 -SUB-3Y（VLM- 500 Annualライセンスモデル3年間）　￥960,000(税別)
■VLM-10G-SUB-1Y（VLM-10G Annualライセンスモデル1年間）　￥1,280,000(税別)
■VLM-10G-SUB-3Y（VLM-10G Annualライセンスモデル3年間）　￥2,560,000(税別)


【Features】
「VLM-500」および「VLM-10G」のAnnualライセンスモデルは、e-コマースやSNS、その他ユーザサービスのためのWebサイトや、VDI（仮想デスクトップ基盤）などから自社のイントラにつながるような利用をしている企業など、Webアプリケーションのセキュリティに対する配慮を求めるユーザを対象としています。また、KEMP LoadMasterはカード情報セキュリティの国際統一基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)の要件に適合しており、ECサイト対策の大幅な補強が可能です。

【Focus】
今回のAnnualライセンスモデルは、特にWebアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃からWebサイトを守るためのセキュリティ対策として注目を集めている「WAF（Web Application Firewall）」にフォーカスしたもので、従来のADC保守に加えて、WAFのルールセット提供と保守サービスを標準装備しています。
これによりユーザはWAFを含めた導入コストを大幅に軽減させ、短期間・低コストかつ容易にセキュリティが担保されたWebシステム環境を実現することができます。
具体的には、導入1年目のコストは通常のBYOLライセンスモデルの24%、5年後であっても50%以下にコストセーブすることが可能です。

【製品概要】
●VLM-500-SUB-1Y / VLM-500-SUB-3Y
中小・中堅企業、または複数構成で負荷分散ならびにWAFを利用したいユーザ向けの製品。アプリケーションデリバリの要求に対応し、使いやすいアプリケーションテンプレートを実装。高可用性や使い勝手のシンプルさなどを追求する機能により、サービスの可用性を確保するコア機能セットを包含しています。
・最大スループット：500Mbps(*1*2)
・TLS(SSL)処理数(TPS)：500(*1*2)
・最大リアルサーバ(物理サーバ/VM）：1,000(*1)

●VLM-10G-SUB-1Y / VLM-10G-SUB-3Y
エンタープライズ向け製品。多彩なKEMP Technologies製品ラインアップにおける最も強力なADC ソリューション。最大規模の展開を考慮して設計されており、ハードウェア製品レベルの高パフォーマンスを実現するバーチャルアプライアンスのエンタープライズモデルです。
・最大スループット：10Gbps(*1*2)
・TLS(SSL)処理数(TPS)：12,000(*1*2)
・最大リアルサーバ(物理サーバ/VM）：1,000(*1)

*1 値は各モデルに設定される最大値です。
*2 実際のパフォーマンスは、CPU、メモリ、ネットワーク、その他、仮想環境の設定によります。　

【受注開始日】2018年 12月3日(月)
【出荷開始日】2018年 12月3日(月)