中国コンソーシアム・チェーンFISCO BCOSがシンガポール・フィンテックでデビュー
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【深セン(中国)、シンガポール2018年11月12日PR Newswire=共同通信JBN】
FISCO BCOSについての詳しい情報は前回のプレスリリースを参照
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オープンソース・ブロックチェーン・プラットフォームのFISCO BCOS(以下BCOSと表記)が12日、「シンガポール・フィンテック・フェスティバル」で初展示された。中国のフィンテック革新者のコンソーシアムが開発したこの金融ブロックチェーン・インフラストラクチャー・プラットフォームは、グローバル市場に乗り出す態勢が整った。
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(写真説明:シンガポール・フィンテック・フェスティバル2018でのFISCO BCOS)
BCOSの戦略パートナーの4社であるクラウドサービス・プロバイダーのTencent Cloudと世界的コンサルティング会社のEY(アーンスト・アンド・ヤング)、ITサービス・プロバイダーのForms Syntron、インターネットサービス・プロバイダーのAnne.Incは、シンガポールで11月12-13日開催の世界最大級のフィンテック大会で最新のビジネス展開と開発を共有する。
Tencent CloudはTBaaS(Tencent Blockchain as a Service)の構築法をBCOSとともに提示した。BCOSはTBaaSを通して中国の公的部門で多くの応用を切り開いた。
深セン上場のForms Syntronはこのブロックチェーン・プラットフォームを生かし、金融機関にいくつかの生産的システムを納入する。フェスティバルの期間中にForms Syntronは、仲介が不要なロイヤルティープログラムや住宅金融、サプライチェーン金融、銀行保証など多くの応用例を見せて、BCOSの強靭さを明らかにした。
Anne.Incは中国で著作権侵害を防ぐブロックチェーン・ソリューションを共有した。BCOSの進んだ技術によって同社は、GoogleやBaidu、WeChat、Toutiao.com、Sina Weiboなどの巨大インターネット企業の著作権委託取引サービスの提供に努めた。
EYはブロックチェーン・リサーチの大手コンサルティング会社。ブロックチェーンの分野で技術トレンドや技術ノウハウ、ビジネス応用を分かち合った。
深センを本拠とするコンソーシアムは12日、グローバル化の試みの一貫として、外国企業にオブザーバー会員資格を開放したと発表した。ブロックチェーン技術を活用して、それぞれの分野と市場に革新的ビジネスソリューションをもたらすことに特に関心が高い参加者に、この動きは概ね歓迎された。
▽FISCO BCOS:オープン・コンソーシアム・チェーンのビルディングブロック
FISCO BCOSは、Financial Blockchain Shenzhen Consortium(FISCO)タスクフォースチーム(優秀なチームメンバーにはWeBank、Tencent Cloud、Shenzhen Securities Communicationが含まれる)が構築した。
オープン・コンソーシアム・チェーンはWeBankによって導入されたコンセプト。単一のブロックチェーンではなく、一般へのサービス提供を目的としたブロックチェーン・アプリケーションの集合体となる新しいタイプのブロックチェーン・アプリケーション・エコシステムである。
FISCO BCOSはプラットフォーム設計とセキュリティー、規制サポートの幅広いアップグレードによって、金融業界のサービス需要に特に対応して構築された初めてのブロックチェーン・プラットフォームである。
BCOSとその実際の応用例についての詳細はここをクリック(リンク )
シンガポール・フィンテック・フェスティバルでのBCOSレビューのフォローは、オフィシャルTwitterアカウント@FiscoBcosで。
ソース:FISCO BCOS
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