『ZEB』の理解を広げるために「エネフィス四国(R)」建設現場の 仮囲いを発表の場とするデザインコンペを実施しました

ダイダン株式会社 2018年10月03日 17時32分
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 ダイダン株式会社(本店:大阪市西区、社長:藤澤一郎)は、香川県高松市にて『ZEB』(=一次エネルギー消費量を“正味でゼロ”)建築となる「ダイダン四国支店・スマートエネルギーラボ」(通称「エネフィス四国®」を建設しております。そして、これからのサステナブル社会を構築する上で重要となる『ZEB』を建設工事中より発信し、地域の方々へ建物のスマート化の取り組みについて理解を広げていくことを目的に、建設現場の仮囲い(仮設塀)を発表の場とするデザインコンペを実施しました。
 このデザインコンペは、建設地となる高松市の専門学校穴吹デザインカレッジ様にご協力いただき、『ZEB』をテーマとして学生の方々の作品を募集いたしました。このたび、最優秀作品1点、優秀作品2点、奨励賞10点を選出しまして、9月29日(土)に建設地近くのレクザムホールにて表彰式を行い、建設現場にて作品披露会を行いました。最優秀作品と優秀作品の3点は、横3m×縦1.5mの大きさに拡大し、仮囲いの塀に建設期間中に掲載いたします。

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<デザインコンペ概要>
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1)テーマ
『サステナブル社会』
『人と地球の共生』
『ゼロ・エネルギー』
『光と空気と水をデザイン&コントロール』

2)参加
学校法人穴吹学園 専門学校穴吹デザインカレッジ
 グラフィックデザイン学科
 マンガ・コミックイラスト学科
  より43作品応募

3)掲載作品
最優秀賞 「地球と暮らす」 
グラフィックデザイン学科2年 西尾奈津子 様
優秀賞  「エコライフ」 
グラフィックデザイン学科1年 本田裕一朗 様
優秀賞  「爽」      
マンガ・コミックイラスト学科2年 大西彩花 様

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最優秀賞、優秀賞、奨励賞表彰者一同


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最優秀作品、優秀作品(計3点)を掲載する仮囲い

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<最優秀および優秀作品画像>
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最優秀賞 西尾奈津子 作品名「地球と暮らす」

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優秀賞 本田裕一朗 作品名「エコライフ」

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優秀賞 大西彩花 作品名「爽」


 ダイダンは、“建築設備からのZEB技術の発信”を目指して取り組みを続けています。
 平成28年4月には、これまでの知見と最新技術の実証のため『エネフィス九州®』を新築しました。このエネフィス九州では、「BELS 5☆ ZEB Ready(※1)」・「CASBEE(新築) Sランク」の認証を取得しただけでなく、竣工後の運用改善や快適性の向上に努めたことなどが高く評価され、『第7回サステナブル建築賞【中・小規模建築部門】理事長賞』や『LEED(※2) EBO+M Platinum』を取得しています。
(※1)ZEBはエネルギー消費量と再生可能エネルギー量によりカテゴリー分けされており、ZEB Readyは、エネルギー消費量が基準ビルの50%未満の建物。
(※2)LEED Platinum:LEEDは、米国の非営利団体 USGBC が開発し、GBCI が運用を行っている、ビルト・エンバイロメント(建築や都市の環境)の環境性能評価システム。Platinumが最高ランク。

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ダイダン四国支店『エネフィス四国』竣工予想図

 今回のダイダン四国支店(エネフィス四国)はこれまで培ったZEB技術の知見をさらに発展させ『「BCP対策」と「ZEB技術の深化」を図りつつ、「快適性」と「経済性」が向上した次世代型建物を実現する』をコンセプトに建設します(具体的な方針は以下)。

「BCP対策」として、国交省で策定中のBCPガイドラインを参考に地震・津波対策を採用し、支店機能の維持・事業継続のための建築・設備的な対策を実施。
「ZEB技術の深化」として、エネフィス九州での実績を活かした設計や技術の採用。一例としてポストFIT制度を視野に、発電等の再生可能エネルギーの自立(自律)的な利用。
「快適性の向上」として、高い環境性能に加えて、働き方改革やウェルネス(知的生産性の向上・健康増進等)に寄与する建築物を目指し、IoTを利用した制御監視技術やバイオフィリックデザインで在席者の快適性や満足度の向上。
「経済性の向上」として、従来のZEB実現のための設備費に比べて10%以上低減。


 これらの挑戦的な目標を掲げ、正味でゼロ・エネルギーとなる『ZEB』(=基準比-100%以上(=建物の消費エネルギーを、超省エネルギー化と再生可能エネルギー創出で100%以上まかなうこと))である「BELS 5☆ 『ZEB』」の認証を取得しました。

 ダイダンは、経済産業省が平成29年度に新たに創設した、先導的建築物のオーナーであり、その普及に努める役割となる「ZEBリーディングオーナー登録制度」において、建築設備工事企業では国内初のZEBリーディングオーナーとして登録されています。また同省の「ZEBプランナー」としても登録されています。
(注:ZEBリーディングオーナーによるZEB建築は計165件、うち『ZEB』は8件(2018年3月現在))
※SIIホームページより
 ZEBを達成した建物の設計者・施工者としての立場と、実際にZEBを達成した建物のオーナーであり運用管理する居住者の立場との両面から、技術上配慮すべき点や、運用上のノウハウや留意点を蓄積しています。これらを踏まえて今後ZEB建築を計画されるお客様や現在運用中のお客様へ、的確で有効な支援を行います。

 ダイダンはエネフィス四国の建築を通じてさらなるZEB技術の知見の蓄積と、お客様の建物でのZEB化実現の支援を目指し、ZEBの普及と社会の低炭素化に貢献して参ります。

■ダイダン株式会社四国支店「エネフィス四国」建物概要
(1)所在 地:香川県高松市本町5-3他
(2)規 模:延床面積=1,192m2
(3)構 造:RC造、地上3階
(4)設 計
   NTTファシリティーズ(株)・四電エンジニアリング(株)・ダイダン(株)
(5)その他
   竣工2019年3月 供用開始2019年5月(予定)
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【お問合せ先】
ダイダン株式会社業務本部広報部 (担当:伊藤)
〒102-8175
東京都千代田区富士見2-15-10
Tel:03-3261-8231
E-mail:itoshuichi@daidan.co.jp

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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