革新で中国乳業に核心的能力を生み出し、伊利の世界的ウィズダムチェーンを再びアップグレード

革新で中国乳業に核心的能力を生み出し、伊利の世界的ウィズダムチェーンを再びアップグレード

AsiaNet 75161 （1615）

【ワヘニンゲン2018年9月13日新華社＝共同通信JBN】「生命科学の町」と呼ばれるオランダのワヘニンゲンで中国とオランダの知性がぶつかり合った。「Enabling Connecting Globally by Innovation」をテーマにしたYili European Innovation Centerのアップグレード活動とYili Wageningen University Cooperative Laboratoryの開所式が9月12日、当地で大々的に開催された。

ワヘニンゲン大学のフレスコ最高経営責任者（CEO）、伊利集団（Yili Group）の張剣秋CEO、在オランダ王国中華人民共和国大使館、China Industrial and Commercial Council in the Kingdom of the Netherlands、中国国際商業会議所の各関係代表、中国とオランダの経済、科学、技術分野の専門家、伊利集団の国際パートナー、他の200人以上のゲストがこの行事に出席した。

伊利はワヘニンゲン大学と2014年、オランダに共同で中国の最高仕様の海外研究開発センターである「European Research and Development Center」を設立した。張剣秋CEOはアップグレード式で、Yili European Research and Development CenterがEuropean Innovation Centerに正式にアップグレードされたと発表した。伊利の革新への継続的取り組みをさらに示す。

中国国際商業会議所のチャン・イ副秘書長はこの行事に出席し、Yili European Research and Development Centerのアップグレードの実現により、さまざまな分野を網羅し、各国と各大陸の間に橋を架け、さまざまな文化を統合してきたとし、企業の技術的要求に応えるだけでなく、この研究機関のイノベーションを直接移転させるために利用することもできると表明した。中国と外国の非政府協力のすばらしい例と見なすことができ、将来の世界経済統合状況下での企業の発展の新たな基準を示すものである。

フレスコCEOはあいさつで「ワヘニンゲン大学は世界で最高の農業大学の1つであり、伊利はアジア最大の乳業会社だ。ワヘニンゲン大学と伊利の協力は中国市場に有益なだけでなく、もっと重要なことに世界市場にとっても有益である。今でも数百万人が貧困と栄養不良に苦しんでいる。これはわれわれにエコシステム、土壌、良質なタンパク源、その他の多くの領域について考えさせる。われわれには1日1個のリンゴで医者いらずという格言があるが、私は1日1杯の牛乳も医者いらずにできると思う。伊利とワヘニンゲン大学が健康によい商品をもたらし、社会全体に有益な影響を与えるためもっと協力できるよう希望する」と意見を表明した。

Yili European Research and Development Centerは設立以来、「食品安全早期警戒システム」、「母乳データベース」などの分野に注力し、食品安全の早期警戒システムの研究と確立、中国初の母乳研究データベースの改善や伊利と中国乳業の発展の継続的促進などに取り組んできた。

伊利は近年、革新を企業の発展の「核心的」能力と見なしている。革新の多様な方策がサプライチェーンの1次、2次、3次産業で確立された。世界の知恵と将来計画を調和させるため、多様な革新的制度が内外の組織構造で確立された。ラボバンク（RABOBANK）が公表した「世界の乳業上位20社」で長年、伊利は世界乳業の上位10社に入り、アジアで1位である。

張剣秋CEOはさらに、消費者需要多様化の継続的加速と世界乳業の統合により近年、革新は企業の将来を決める「決め手」になったと述べた。これに関連して、伊利は「知恵で世界を革新し結び付けることにより、未来を生み出す」という開発コンセプトを提唱し、「能力強化」と「統合」を中心にした乳業の革新と発展を継続的に促進している。伊利集団は将来、引き続き革新を促進し、革新が伊利と中国乳業の発展の「推進機」となるように努める。

同じ日、中国国際商業会議所と伊利集団は「First Meeting of China-Netherlands Business Council」を共催、参加者は現状での中国とオランダの経済・貿易協力を共同して深く探った。

ソース： Yili Group

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