PTPグランドマスタークロックTS-2950にコストパフォーマンスに優れたマルチGNSS対応機種が登場-OCXOを搭載し、準天頂衛星みちびきとGLONASSに対応した新機種を発売-

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長: 関根 淳、本社: 千葉市美浜区、以下 セイコーソリューションズ)は、PTP対応の高精度時刻配信装置「Time Server Pro. TS-2950」に、OCXO(温度制御型水晶発振器)を搭載したマルチGNSS対応の新機種を7月より発売します。

 放送や金融をはじめ、高精度な時刻同期の仕組みが必要となってきているさまざまな業界で、PTPグランドマスタークロックに対するニーズは急速に増加しています。
 今回発売する新機種は、内蔵オシレーターにOCXO を採用し、GNSSなどの基準信号がアンロック状態になっても400ナノ秒/5時間と高いホールドオーバー精度で時刻同期を可能とした、コストパフォーマンスに優れた機種です。また、GPSに加えて準天頂衛星みちびき(QZSS)とロシアの衛星測位システムGLONASSに対応したマルチGNSS受信が可能なため、さまざまな環境において安定した高精度の時刻同期を実現します。
 内蔵原子時計CSAC(cesium)を搭載した従来機種と同様、GNSSに対応した標準モデルのほか10MHz信号やブラックバースト(以下 BB)信号に対応した放送業界向け各モデルもラインアップしています。

 なお、今回発表したTS-2950の新機種は、2018年6月13日(水)~15日(金)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2018」のセイコーソリューションズブースにて展示いたします。


<Time Server Pro. TS-2950 OCXO搭載機種 概要>
【型番】
  TS-2950-01(GNSSモデル)
  TS-2950-11(10MHzモデル)
  TS-2950-21(BBモデル)
【発売日(予定)】
  2018年7月
【販売価格】
 オープン価格
 ※価格については下記URLに記載の販売パートナーにお問い合わせください。
  リンク
【主な特長】
 ・お客さまの環境に応じた、周波数ソース(10MHz信号、BB信号)、時刻ソース(GNSS、ToD、光テレホンJJY)を選択可能(*1)
 ・現行のTS-2950で好評いただいている、高可用性(電源、FANモジュールのホットスワップ)、拡張性(空き2スロットの拡張スロット)は継続サポート
【諸元】
 ・3種類の時刻ソース(GNSS、ToD、光テレホンJJY)の優先度をユーザー選択可能(*1)
 ・周波数ソースは、TS-2950-11は10MHzがプライマリ、TS-2950-21はBBがプライマリで動作。セカンダリに内蔵オシレーター(OCXO)を選択することが可能

(*1)TS-2950-20, TS-2950-21においてBB信号を選択した場合、GNSSは利用できません。
※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。


報道関係の方からのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ株式会社
コーポレート統括部 広報宣伝部
担当:片山     tel:043-273-3147  e-mail:pr-center@seiko-sol.co.jp

お客さまからのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ株式会社
ネットワークソリューション技術統括部 NS開発部 NS企画開発課
担当:長谷川    tel:043-273-3184  e-mail:support@seiko-sol.co.jp

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