デービッド・パブリック氏がSpaceXからCIOとしてKiwi.comに入社

デービッド・パブリック氏がSpaceXからCIOとしてKiwi.comに入社

AsiaNet 73638 （0906）

【プラハ2018年5月21日PR Newswire＝共同通信JBN】世界有数のオンライン旅行代理店であるKiwi.comは21日、デービッド・パブリック（David Pavlik）氏を同社の新たな最高情報責任者（Chief Information Officer）に任命したと発表した。

（Logo: リンク ）
（Photo: リンク ）

パブリック氏はSpaceXからKiwi.comに入社した。同氏はカリフォルニア州ホーソーンに本社を持つ米国の民間航空宇宙メーカーで宇宙輸送サービスのSpaceXで唯一のチェコ人従業員だった。パブリック氏はソフトウエア・オートメーションプログラム・マネジャーとして従事し、宇宙技術を刷新するという同社の目的を支えた。

パブリック氏はマイクロソフトでサービスデリバリー・リード、Netflixではエンジニアリングマネジャーといった多様な業務を担当した。同氏はこうした世界のトップテクノロジー企業の幾つかでの豊富な経験ももたらすことになる。

パブリック氏のKiwi.comでの新しい役職は2018年7月からの予定である。Kiwi.comは革新的な旅行製品に同社の優れた独自技術と顧客サービスを導入することを続けており、パブリック氏は同社の目的とゴールを支援する上で必要とされるIT戦略とシステムの決定に責任を持つ。同氏は内部プロセスとツールの効率性向上を担当し、効果的な連絡、生産性の最大化、組織の効率的で最適レベルの運営維持を確実に行う。最高製品責任者（Chief Product Officer）、最高技術責任者（Chief Technology Officer）、最高データ&オートメーション責任者（Chief Data & Automation Officer）とも密に協力し、Kiwi.comのシステム、ツール、プロセスを製品ロードマップに直結させる。

Kiwi.comのオリバー・ドローヒー創立者兼最高経営責任者（CEO）は「チェコとスロバキアのエンジニアリング・コミュニティーで有名な人物であるパブリック氏を迎えることができて大変興奮している。Kiwi.comは、パブリック氏のAmazon、Netflix、マイクロソフトといった一流企業での経験から大いに得るものがあるだろう。当社はこうした世界一の企業と対等になろうと取り組んでいるからだ。パブリック氏は米国で10年間すごした後、家族と共にチェコ共和国に戻ってくることを選んだ。これは同氏が、どれだけKiwi.comの可能性と当社が達成しようとしていることを認識しているかを明確に示すものである」と述べた。

デービッド・パブリック氏は「私はこのように革新的なチェコの会社、特に6年で2桁、3桁の成長を達成したこの会社の大切な時期に入社できたことをうれしく思う。私はこれまでに会ったチームのメンバーすべて、製品の品質、チームが技術その他のソリューションで行っているイノベーションのレベルに大きな感銘を受けている。オリバー・ドローヒー氏はこの会社を飛躍的に成長させた。私はその成長曲線を加速させる支援をすることを楽しみにしている」と述べた。

パブリック氏はブルノのマサリク大学（情報科学）とノッティンガム・トレント大学（経営管理学）を卒業し、オートメーションと技術を重視して会社を成長させることに熱意を持っている。同氏はNetflixでカオスエンジニアリングといった最も革新的なコンセプトの幾つかに取り組んだ。余暇の時間には5人の家族と共に料理や旅行をすることを好んでいる。

Kiwi.comの業務についてはリンク を参照。

▽Kiwi.comについて
Kiwi.com（リンク ）は2012年、高価値のフライト日程や提携を提供する目的でオリバー・ドローヒー氏によって設立され、1日24時間、1週間に7日間、全世界の顧客に向けてサービスしている。同社では毎日5000万件以上のフライト検索が発生し、1900人超の従業員を擁している。

ソース：Kiwi.com