RubyビギナーのためのStep upコラム > 第4回 Rubyの動的型について

CTC教育サービスはコラム「RubyビギナーのためのStep upコラム > 第4回 Rubyの動的型について 」を公開しました。

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みなさん、こんにちは。

前回はRubyの「キーワード引数」についての話題でしたが、今回もまたまた引き続きRubyの文法にフォーカスした話題「動的型」についてです。

「動的型」という言い方をしますと、動的型でない型定義があるのでしょうか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、まずはその分類からお話ししましょう。

いわゆる型定義の考え方には、大きく分けると「静的型」と「動的型」があります。

「静的型」は、簡単に言えば、プログラムのコード中であらかじめ変数やメソッドの引数、戻り値の型などを宣言しておくやり方のことをいいます。プログラムを記述した時点で、型名が明記されていて、プログラムの実行の段階になって、その明記された型が別のものに変化してしまうようなことがないため、「動きのない型」というような意味で、静的型という呼ばれ方をしています。静的型を採用している代表的な言語としては、C・C++・Javaなどがあげられます。静的型言語は実行前にプログラムにおける型の整合性をチェックすることが可能なため、実行時に型の不一致でエラーになりにくいプログラムにすることができたり、プログラマが何を代入したり何を渡せばよいかが比較的明確なため、大規模(開発に関わる人の数が多い)なシステム開発には静的型言語が向いているともいわれています。また、静的型は古い言語にのみ残っているものというとらえ方をされがちですが、最近では、TypeScript(ECMAScriptのMicrosoftによる独自拡張言語)のような比較的新しい言語でも、コード中での型宣言が可能になるなどの動きもあります。

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