ル・クロがザ・マッカラン1926年物で120万ドルのウィスキー販売額の新記録達成

ル・クロ 2018年04月26日 19時35分
From 共同通信PRワイヤー

ル・クロがザ・マッカラン1926年物で120万ドルのウィスキー販売額の新記録達成

AsiaNet 73267 (0741)

【ドバイ(アラブ首長国連邦)2018年4月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*ドバイ国際空港を拠点にするリテーラーのル・クロがウィスキー販売額の世界最高記録120万米ドルを達成
*ザ・マッカラン1926年物の希少ボトル2本が民間コレクターの手に。アーティストのピーター・ブレイク卿とヴァレリオ・アダミがラベルを描いた
*当初の販売価格は2万英ポンド、判明している最近の個別販売は2007年の7万5000ドル

ザ・マッカラン(The Macallan)1926年物の希少ボトル2本は26日、120万ドルで譲渡され、ウィスキー販売額の世界最高記録を樹立した。この2本には著名アーティストのピーター・ブレイク卿とヴァレリオ・アダミが描いたオリジナルイラストのラベルが施されている。ボトルはドバイ国際空港の高級スピリッツリテーラー、ル・クロ(Le Clos)が販売し、国際実業家の私有コレクションに加わった。ボトルは1本当たり60万ドルで売られた。

(Photo: リンク

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これら2本のボトルはこれまで製造された中でも最も特異なものである。ウィスキー自体はザ・マッカランの1926年物で、1926年にボトルに詰められてから60年はシェリーを貯蔵したオーク樽に寝かされ、1986年に発売された。製造された40本のうちわずか12本は、ビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットを共同制作したことで知られるピーター・ブレイク卿に、(1993年発売の)12本は絶賛されている21世紀ポップアーティストの1人、イタリア人画家のヴァレリオ・アダミに与えられた。2人のアーティストはボトル用の特注ラベルを制作し、アート愛好家やウィスキー収集家の間で引っ張りだこになった。希少ボトルはキャビネットに収容され、真ちゅうとガラスの蒸留スピリッツ保管台に置かれている。

ボトルの当初販売価格は2万英ポンドで、判明している最近の個別販売価格は2007年にクリスティーズで売られた7万5000ドルである。

ル・クロの今回の販売は民間販売の新たな基準を設定し、コレクターウィスキーとしてのザ・マッカラン史のもう1つの章を終わらせた。ザ・マッカランの蒸留所は現在、オークションで売られたウィスキーボトルの最高記録を保持している。2014年にサザビーズ香港で販売されたザ・マッカランMインペリアル(The Macallan M Imperiale)の62万8000ドルである。

このような希少で収集価値の高い製品を手に入れるル・クロの高級スピリッツ市場内の関係と専門知識は、記録更新販売の実現を可能にしており、旅行者対象リテールのこれまでの販売世界記録数件の上に成り立っている。ドバイ空港は新たな旅行者の国際的十字路で、ル・クロとのパートナーシップがマッカランを世界中のコレクターに結び付けている。

ル・クロのイアン・デラニー社長は「ル・クロはザ・マッカラン、ドバイ空港の双方と長期的関係を築いており、当社の10周年を新たな販売世界記録とともに祝うことができて大いに喜んでいる。この成功は、ドバイ空港だけでなく国際的にも有数の高級リテーラーになるというル・クロのビジョンを支えてきたパートナーの取り組みの証である」とコメントした。

また「世界一流販売の卓越性を提供する願いは、珍しい上質ワインや高級スピリッツを調達する当社の世界探検の評判のように、われわれのDNAに染み込んでいる。これらのワインやスピリッツは異なるものの手に入りやすく、世界有数の十字路にもたらされる」と述べた。

さらに「それは、世界でもまれなボトルを入手する情熱と能力、それとともに当社の世界一流リテーラーとしての信用のおかげであり、これほど偉大なことが起こる民間リテール販売の信頼を世界市場でつくり出した」と続けた。

ザ・マッカランのプレステージ・ディレクター、ジェフ・カーク氏は「これらは過去製造された最高価格のボトルを代表しており、今回のアイコニックな販売は世界中で今後長く記憶されるだろう。ザ・マッカラン1926年物が購入できることは極めてまれであり、この販売はウィスキーの目利きに、20世紀ポップカルチャーを象徴する歴史的なボトルを確保するチャンスを与えるものである。ザ・マッカランは類まれな品質で知られており、この販売は世界のウィスキー業界の主役というブランドの立場を知らしめた」と語った。

ドバイ空港でコマーシャルを担当するユージーン・バリー取締役副社長は「ドバイ国際空港でわれわれは、旅行体験を引き上げる偉大なパートナーとの協力を重視している。その体験の1つの要素は、ル・クロのチームメンバーが提供する個人的知識、サービスと独特の品ぞろえである。この業界の記録更新販売がわれわれの空港でなされたことをうれしく思う」と話した。

ル・クロはドバイに本社を構えるMaritime and Mercantile International(MMI)が所有、経営しており、新興市場で世界をリードする独立系飲料販売業者になることを目指している。

▽ル・クロについて
ル・クロは、ボトルの名入れ彫刻や店内無料テイスティングなどの革新的なサービスとともに、世界中の最高級ワインやスピリッツを多数提供する特異なショッピング体験を常に作り出すよう努めている。ル・クロ独自のコンシェルジュサービスによって、顧客は出発前にオンラインまたは店頭で注文することができる。購入品はドバイ国際空港到着時に届けられる。ル・クロは24時間、年中無休で開店しており、MMIが所有している。

ル・クロはドバイ国際空港内に9店舗を展開し、2017年にDrinks International Travel Retail Awardsの「Airport Drinks Retailer of the Year」を受賞した。

ソース:Le Clos

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