西日本最大級※の葉物野菜生産量 兵庫県養父市で太陽光利用型水耕栽培施設が竣工

国産青果の安定的な生産・流通体制を全国に拡大

オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)の100%子会社であるオリックス農業株式会社(本社:東京都港区、社長:久保田 勲)は、出資する農業生産法人「やぶファーム株式会社」を通じて建設を進めていた太陽光利用型水耕栽培施設がこのたび竣工しましたのでお知らせします。



やぶファームは、2015年7月より露地栽培を開始し、約2.4haの営農面積でピーマンや水稲などを生産しています。2017年度のピーマンの総生産量は約18トンで、兵庫県但馬エリアでは最大規模の生産量を誇ります。今回竣工した水耕栽培施設は、約1haに及ぶ栽培面積を有し、ホウレンソウや春菊などの葉物野菜を生産します。年間の生産量は155トンで、主に近畿圏から西日本全域に出荷する計画です。本施設の稼働により通年栽培を実現するとともに、集出荷施設内において生産した野菜のパッキング作業を機械化することで、効率的な生産・出荷体制を構築します。

オリックスグループの農事業では、2004年にカゴメ株式会社と共同で「加太菜園株式会社」を設立し農事業に参入しました。2014年には兵庫県養父市で廃校になった小学校の体育館を有効活用した完全人工光型栽培施設を開設し野菜の生産事業を本格的に開始。2015年には長野県八ヶ岳高原にて太陽光型水耕栽培施設を開設するなど、ノウハウを蓄積しながら安定した青果の生産体制を構築してきました。現在では、全国5カ所で事業パートナーとも連携し、ホウレンソウや春菊などの葉物野菜を中心に青果を生産しています。このたびの水耕栽培施設の稼働により、オリックスグループが手掛ける青果の年間計画生産量は計1,730トンとなります。

また、生産事業に加えて青果などの流通事業を手掛ける目的で2016年7月に「オリックス・フードサプライ株式会社」を設立し、2017年6月には青果専用のコールドチェーンを展開する株式会社ファーマインドと資本業務提携し、全国の小売店や飲食店へ直接販売する流通事業に参入しました。やぶファームで生産される青果においても、オリックス・フードサプライの流通網を通じて販売する予定で、西日本を含むより広域なエリアへ安定的に青果を供給する体制を整えます。
オリックスは、今後も生産と流通が一体となった事業体制を確立し、農事業ビジネスのさらなる拡大を図ります。

※本日現在、葉物野菜の水耕栽培施設では西日本で最大級の生産量です(やぶファーム調べ)。

■「やぶファーム株式会社」概要
オリックス農業株式会社、やぶパートナーズ株式会社(養父市100%出資)、JAたじま、地元農業者の共同出資により国家戦略特区での農業生産法人として設立。

■オリックスグループの生産・流通拠点

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■提携先のファーマインドによる物流ネットワーク

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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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