平成29年(1~12月)冷凍食品の生産・消費について(速報)

一般社団法人日本冷凍食品協会 2018年04月18日 10時00分
From 共同通信PRワイヤー

2018年4月18日

一般社団法人 日本冷凍食品協会

平成29年(1~12月)冷凍食品の生産・消費について(速報)

一般社団法人日本冷凍食品協会(会長 伊藤滋)では、平成29年の冷凍食品の生産・消費調査結果を公表しました。

◎ 国内生産は、過去最高だった前年の数量をさらに上回り、金額も前年から増加。
◎ 業務用は数量、金額ともに2年連続の増加。家庭用は数量は3年連続で増加、金額は1年ぶりの増加。

■ 国内生産は、数量が1,601千トン(対前年比(以下同じ)103.0%)となり、過去最高だった前年をさらに上回り、金額(工場出荷額)も7,180億円(104.5%)と増加し、平成14年以来の7千億円台となった。
■ 業務用は数量が949千トン(103.5%)、金額が4,160億円(104.4%)となり、ともに2年連続で増加。家庭用は数量が651千トン(102.3%)となり、3年連続の増加。金額は3,020億円(104.7%)となり、1年ぶりの増加。


◎ 大分類の品目別生産量では、前年に大きく減少した農産物がやや回復。また、大半を占める調理食品が増加。
◎ 品目別生産量の上位3品は、1位コロッケ、2位うどん、3位炒飯と前年同様。
◎ 小分類の品目では、炒飯、スパゲッティ、カツ、卵製品などが大きく増加。

■ 大分類の品目別生産量では、水産物(97.4%)が減少したものの、原料作物の不作等により前年に大きく減少した農産物(104.2%)がやや回復したほか、国内生産の大半を占める調理食品(103.1%)が増加した。
■ 小分類の品目別生産量では、前年同様コロッケが1位、2位がうどん、3位は炒飯となった。
■ 小分類の品目で前年に対して大きく増加したのは炒飯(110.4%)、スパゲッティ(113.4%)、カツ(113.3%)、卵製品(109.5%)などであった。


◎ 冷凍野菜輸入量は、3年連続の増加となり、初めて100万トンを超えた。
◎ 国内消費量は前年より増加し、過去最高となった。

■ 財務省貿易統計による冷凍野菜輸入量は、1,009千トン(107.0%)と3年連続の増加となり、初めて100万トンを超えた。輸入額は、1,872億円(110.0%)と2ケタ増となった。輸入量の増加は、国内の野菜価格が総じて高い水準であったこと等によるものとみられる。
■ 国内消費量(「冷凍食品国内生産量」、「冷凍野菜輸入量」、「調理冷凍食品輸入量」の合計)は、2,855千トン(104.7%)、1人当たりの年間消費量は1.0キログラム増加し、22.5キログラムとなり、いずれも過去最高となった。

≪別添資料≫
1.冷凍食品の国内生産及び消費
2.品目別国内生産
3.品目別国内生産及び構成比率と1キログラム当り金額
4.国内生産量上位20品目(平成24~29年推移)
5.冷凍野菜品目別生産国別輸入
6.調理冷凍食品輸入
7.調理冷凍食品輸入(平成19~29年推移)
8.調理冷凍食品輸入 品目別取扱社数・国別主要品目

※数値等の詳細は別添PDFをご確認ください。

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