情報の伝達はグローバル化する経済において重要不可欠な要素です。 メール誤送信は情報漏洩に直結し、企業にダメージをもたらします。 VPNや暗号化による通信が行えない環境でも安全且つ確実なる情報伝達を実現

株式会社イノベーション・ファーム 2018年04月18日 09時00分
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近年、経済のグローバル化による国内企業の海外進出が加速していく中で、海外拠点との情報の交換が課題となっており、特に製造業においては国内の設計・企画部門と、生産拠点となる海外の工場や海外の設計部門との間で、機密情報の共有が不可欠となっております。しかし、(1)物理的輸送は時間やコストが掛かる (2)メール添付では誤送信のリスクがある (3)情報共有サーバーを利用した転送ではネットワーク上での盗聴、ハッキングによる情報漏えいなどのリスクがある、など課題が山積しております。そこで、イノベーション・ファームでは、Microsoft Azure Blobストレージを情報共有基盤とした『Secure Porter』により、これらの課題を解決致します。
【概要】
2016年8月にJIPDECが発表した「個人情報の取り扱いにみる傾向と注意点」に記載されている個人情報漏えいの原因と発生件数の内、メールの誤送信が2014年の274件から2015年には409件と大幅に増加しています。(下図参照) メール誤送信の発生要因として「自動補完(オートコンプリート)機能」の影響が考えられ、利便性が向上する一方で、セキュリティ面がおろそかになる傾向があります。また、近年のサイバーテロの影響からかVPN(暗号通信)を制限する国が出るなど、情報の暗号化を規制する動きも出てきております。VPNが使えないとなるとデータをむき出しで送る事になり、データ窃取等の危険性が確実に増加します。

情報漏えいのインシデントになる誤送信の対策としてクロスチェックがありますが、既存の仕組みでは承認を得た後に情報を送信するためタイムロスが生まれます。添付書類のパスワード設定の煩わしさはパスワードを送り忘れるなどトラブルを生みます。また、担当者間での業務のやり取りでは、トラブル発生時に事態の把握ができず、得られる情報が断片的になるため対応を誤る可能性があります。このように誤送信対策は、利用者の利便性を大きく損なう事につながります。結果として、対策手段の導入や利用を面倒に感じるなど、コンプライアンス意識の低下を招くことになりかねず、このこと自体がある意味セキュリティホールを作り出すことになります。メールの誤送信で最も厄介なことは、もし誤送信に気づいたとしても送信側では取り消しができない事であり、誤送信先に対応を委ねるしかありません。メールの誤送信対策の一つとして人への注意喚起が挙げられますが、やらなければならない事を増やすことはミスを誘発する原因となります。また、システム的な対策手段においては、メール送信を一時的に保留するような仕組みしか存在しておらず、送信先の誤りを判断する事はできません。
これらの課題を解決するために、メールの誤送信対策を簡単な操作で、更には業務効率を損なうことなく実現可能にした究極の情報伝達ソリューションが『Secure Porter』です。本ソリューションでは、Microsoft Azure Blobストレージに一時保管される断片ファイルや、復号キーとしてメールに添付するインデックスファイルを秘密分散技術により無意味なデータに置き換えるため、仮に窃取されたとしても夫々の1断片からは内容を判読する事はできません。これにより、メールの誤送信による情報漏えいを完全に防ぐことができ、情報漏えいや誤送信対策に時間を費やす必要が無くなります。

【 Secure Porterの活用メリット 】
(1) 海外拠点や国内の遠隔地との安全な情報共有を実現致します。
(2) VPN接続が禁止されている国へデータの伝送を安全且つ確実に行う事が可能です。
(3) 暗号化が禁止されている国とでもデータの伝送を安全且つ確実に行う事が可能です。
(4) 一時保管するファイルも復元のキーとなるファイルも無意味なファイルですので誤送信対策も可能です。
(5) 運用コストはクラウドストレージの使用料のみ、超安価で即座に情報共有が実現できます。
情報(如何なる文書であれ)は、「0」と「1」とのビット配列でできています。その配列にゴミ同然のビット配列を混ぜ合わせおりますので、元データを作ったアプリケーションを使っても絶対に開くことはできません。
云わば、秘密分散技術は情報の原型を壊してしまい、原本を推測する事ができなくなる技術です。
元データをバイナリエディタで開いた物と分散したデータを開いた物とでは、内容が大きく変わっている。
また、メモ帳で開いてみるとまるで暗号化したデータの様に中身がグチャグチャになっている。

【世界規模のグローバルクラウドプラットフォームMicrosoft Azureを情報共有基盤として有効活用】
Microsoft Azure Blobストレージに一時保管されたデータは『Secure Porter(秘密分散技術)』によって無意味化されておりますので、漏えいの心配は一切ありません。また、Microsoft Azure Blob ストレージはハードウェア障害への対応策としてデータを違うリージョンにバックアップしており、データ消失リスクを最小限に抑えています。Microsoft Azure Blob ストレージ内のデータを復元するためのインデックスも無意味なファイルですので、誤送信対応も兼ねて利用する事が可能です。

【簡単(短時間で設定)、低コストで世界中の拠点と情報共有の時短をAzureで実現 】
手順通りに導入した場合、Microsoft Azure Blobストレージの環境構築は30分程度で完了します。また、利用前の準備として、それぞれのSecurePorterにAzure Blobストレージのプロファイル情報を設定します。この設定は5分程度で完了できますので、35分後には目的地との情報共有をスタートする事ができます。
設定は初回のみ、利用時には『Secure Porter』を起動させ、対象データをDrag&Dropするだけ!

-関連製品【Secure Explorer】紹介サイト:リンク

《 日本マイクロソフト株式会社からのエンドースメント》
日本マイクロソフトは、株式会社イノベーション・ファーム様の秘密分散技術を活用したセキュリティソリューション『Secure Porter』の提供開始を歓迎いたします。情報漏えい対策は企業の大きな課題となっています。『Secure Porter』の利用により企業の情報漏えい対策や業務効率向上に貢献できることを期待しております。

                           日本マイクロソフト株式会社
                           パートナー事業本部 ISVビジネス開発本部 
                                       本部長 奥主 洋

■ 株式会社イノベーション・ファーム:リンク
経済のグローバル化が急速に進展する中で、情報共有は必要不可欠な事項になっております。しかし、今まで有効手段であったメール活用による情報の授受は誤送信による情報漏えいリスクが高く、企業に深刻なダメージを与える事にもなりかねません。このような状況の打開策として、Microsoft Azure Blobストレージを情報共有基盤とした、安全・時短・低コストで情報共有を可能とする画期的ソリューションが『Secure Porter』です。本ソリューションがネットワークを介して授受するデータや、Microsoft Azure Blobストレージに一時保管されるデータは秘密分散技術で無意味化されていますので、個人情報或いは機密情報、著作権情報を確実に守ります。弊社は世界規模のマイクロソフト社のAzureクラウド基盤を活用し、お客様にとって有益であり、情報をあらゆる脅威から守り、利便性を兼ね備えた新たなるセキュリティソリューションを提供して参ります。
※ 本リリースに掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。


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