nChainがブロックチェーン機能によるスマートコントラクトの発明で初の特許取得

nChain 2018年04月16日 17時27分
From 共同通信PRワイヤー

nChainがブロックチェーン機能によるスマートコントラクトの発明で初の特許取得

AsiaNet 73082 (0661)

【ロンドン2018年4月13日PR Newswire=共同通信JBN】ブロックチェーン技術の研究・開発の世界的リーダーであるnChainは、欧州特許庁(European Patent Office、EPO)から特許を初めて取得したと発表した。2018年4月11日にEPOが認可したこの初の特許はブロックチェーン機能によるスマートコントラクトの登録と自動管理の方法についてである。

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欧州特許第3257191(European Patent Office number EP3257191)であるこの特許の件名は「分散型ハッシュテーブルとブロックチェーンによるコンピューターソフトウエア保全のための方法とシステム」。今回の発明は、あらゆる実行可能なフェーズのあるコンテンツ(コンピューターソフトウエアに限らず、音楽や映像、PDFファイルも含む)に対して、ブロックチェーン検索を通じ、アクセスリソースがコンテンツのライセンスを取得していることや、そしてさらに重要なのは、そのライセンスの有効性を確認することができる技術に及んでいる。この発明は、コンテンツプロデューサーや権利保有者がブロックチェーン上のスマートコントラクトを用いて、より効率的にデジタル著作権の管理、とりわけデジタル・サブスクリプション・サービスで一般的な契約の自動更新を実行する。今回の特許に関する詳細はcChainのウェブサイト(リンク )を参照。

今回の特許は、nChainが申請している他の特許出願中の発明であるWO2017145016「Deterministic Key Generation」(決定性鍵の生成)に基づいている。「Determining a common secret for the secure exchange of information and hierarchical deterministic cryptographic keys」(セキュアな情報交換と階層的決定性暗号鍵のための共通の秘密の決定)との件名がつけられたこの発明は、互いに信頼関係にない2つの接続されたノードが、単にそれぞれの公開鍵と何らかのフォーマットのメッセージを共有するだけで、それぞれの公開鍵の階層的決定性を取得できる手法を提供している。そこではそれぞれの秘密鍵はその保有者のみが生成できる。この発明によって、「マウントゴックス(Mt. Gox)型」の電子ウォレットのハッキングを回避するためのセキュリティーに重要な利益を提供する。これはまた、機密データ、アセット、コミュニケーション、もしくは管理されたリソースの保全が必要なあらゆる状況において利用できる。この方法に関する詳細はnChainのウェブサイト(リンク )を参照。

nChainの首席科学者のクレイグ・ライト博士がこれらの技術の発明の中心的な発明者である。
nChainグループ最高経営責任者(CEO)、ジミー・グエン氏は以下のようにコメントした。

「nChainが約2年前に開始したこの野心的な研究・特許プログラムにとって、EPOによる初の特許認可は大きなマイルストーンである。今回の認可は今後、私たちが出願する多くの特許の最初の1つになるだろう。私たちが申請中のブロックチェーンの特許ポートフォリオは、世界で最も多いレベルにあるからだ」。

Website:  nChain.com
Twitter:  @nChainGlobal

▽NCHAINグループについて
nChainグループはブロックチェーン技術の研究・開発におけるグローバルリーダーである。

ソース:nChain

▽問い合わせ先
media@nChain.com;
Matthew Gilleard
Infinite Global, EMEA,
+44-(0)207-269-1430;

Jamie Diaferia
Infinite Global, US/ASIA,
+1-212-838-0220

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