logo

ルドンは本当に「孤高の画家」だったのか?謎めいた幻想世界を解き明かす 現代美術やマンガへの影響も検証

ポーラ美術館 2018年04月06日 17時18分
From Digital PR Platform


リンクから20世紀初頭にかけてフランスで活動した芸術家オディロン・ルドンは、印象派の画家たちとほぼ同じ世代に生まれながらも、世紀転換期にかけて不気味な怪物たちがうごめく光景や、神秘的なヴィジョンに満ちた幻想的な世界を絵画に残しました。

本展覧会は、近年の研究をもとに、「夢の世界に生きた孤高の幻想画家」という芸術家神話を解体し、様々な価値観が交錯する時代のなかで探究を続けたルドンの姿を捉えなおす試みです。過去の美術史上の傑作や同時代の美術作品をはじめ、雑誌に掲載された自然科学の挿図や戯画といった、彼を取り巻く大衆文化からも多大な影響を受けてきたことを、幅広い分野にわたる出品作品を通して明らかにします。

さらに幻想や神秘の世界を追い求める現代作家との比較によって、彼の生み出した芸術の今日的な意義を検証します。

《日本風の花瓶》1908年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館蔵

■展覧会概要
リンク:2018年7月22日(日)―12月2日(日) 会期中展示替えあり
※9月27日(木)は展示替のため休室(常設展示のみご覧いただけます)
前期展示期間:7月22日(日)―9月26日(水) 
後期展示期間:9月28日(金)―12月2日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
協力:岐阜県美術館

《III.不恰好なポリープは薄笑いを浮かべた醜い一つ目巨人のように岸辺を漂っていた》『起源』1883年 リトグラフ/紙 岐阜県美術館蔵 [前期展示]

■みどころ
1 .幻想の源泉を探り、謎に包まれたルドン像を明らかに
リンクではルドンの画業を横断しながら、「水」「翼」「花」などの主題ごとに、その源泉や制作のプロセスをひもとき、これまで閉ざされた精神のなかで培われたと考えられてきたルドンの幻想的なイメージがどのように生成されたのかを検証します。

《ダンテとベアトリーチェ》1914年頃 油彩/カンヴァス 上原美術館蔵

2.初期から晩年まで国内の傑作101点が集結。技法材料の調査結果も発表
リンクなルドン・コレクションを誇る岐阜県美術館より借用した88点をはじめとする国内のルドン作品101点を展示。初期から晩年までを網羅する傑作が箱根に集結します。また、これらの作品を技法材料の視点から分析することで、ルドンが印象派と同様に科学的な色彩論を制作に取り入れていた可能性を調査します。

《神秘的な対話》1896年頃 油彩/カンヴァス 岐阜県美術館蔵

3.現代美術からマンガまで 現代に息づくルドン的な幻想世界を紹介
リンクでは、柄澤齊(からさわひとし)、イケムラレイコ、鴻池朋子(こうのいけともこ)という、ルドンと通じ合う幻想的なテーマを追い求める現代の作家をご紹介します。また、水木しげるを経て、岩明均『寄生獣』や押見修造『悪の華』に至るまで、ルドンを連想させる「目玉」の表現によって展開するマンガ作品を比較することで、ルドン芸術の今日的な意義を検証します。

鴻池朋子「素焼粘土」2013年 素焼き粘土、水彩 個人蔵 ©Tomoko Konoike

■入館料(かっこ内は15名以上の団体料金)
大人 1,800円 (1,500円)
シニア割引(65歳以上) 1,600円 (1,500円)
大学・高校生 1,300円 (1,100円)
中学・小学生 700円(500円) *中学・小学生の入館については、土曜日は無料
*料金はいずれも消費税込み
*中学・小学生が授業の一環として観覧する場合、中学・小学生および引率教員等の入館は無料

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]