Oil Insurance、4億5000万ドルの配当と株主間契約の小幅変更

Oil Insurance Limited (OIL) 2018年03月26日 14時57分
From 共同通信PRワイヤー

Oil Insurance、4億5000万ドルの配当と株主間契約の小幅変更

AsiaNet 72810 (0537)

【ハミルトン(バミューダ)2018年3月24日PR Newswire=共同通信JBN】Oil Insurance Limited(OIL)は3月22日(木曜日)、フェアモント・サザンプトン・バミューダで2018年株主総会(AGM)を開催した。総会では2017年財務諸表と役員選出を討議して承認した。

OILは2017年に7130万ドルの保険損失を計上した。純投資利益と管理費を計算に入れると、OILの昨年の純利益は5億8770万ドルになる。OILの2017年決算に関する詳しい情報はリンク で監査済み財務諸表を参照。株主は年度末の財務状況を精査した後、財務諸表と2018会計年度の監査役としてKPMGの再任を承認した。

同社はさらにAGMで、取締役会がOILの引き続く財務上の成果と堅実な財務状況を認めて、2018年1月1日時点で登録されている全株主に、総額4億5000万ドルの配当を2018年6月30日かその前に支払うことを決定したと報告した。最後に株主は、同社の資格規定の申請に関する株主間契約の小幅変更を承認した。

ベルティル・C・オルソン社長兼最高経営責任者(CEO)は「2017年の堅調な成績によってOilは、5年連続の多額配当を通じて株主に利益還元ができた。幅広い条件で保険金を大きく制限した形で会員に長期価値をもたらすこと、適切な時期に余剰資本を還元すること、さらに会員のニーズに対応することが、OILの独自の価値提案の特徴である」とコメントした。

ジョージ・ハッチングズ上級副社長兼最高執行責任者(COO)は「昨年を通して戦略計画を実行したわが社の前進を、とても喜んでいる。これがわれわれの将来への立場を助けることは間違いない。2017年は1例として、取締役会が再生可能エネルギーセクターの導入を承認した。これによってわが社は、エネルギー産業のこの分野に対する会員の多額の投資に対応し、受け入れることができる」と述べた。

退任するロベルト・ベンザン会長は「4億5000万ドルの配当は、賢明な時にOILの株主に価値を還元するという取締役会の約束を示している」とし、「OILは46年の歴史で確立した極めて強固な基盤に立っている。この期間にわが社は株主の価値にしっかりと重点を置いてきたし、今後数年間もそうし続ける」と付け加えた。

総会の休会後に取締役会が開かれ、2018年の会長にセオドア・ギドリー(Theodore Guidry II)氏、副会長にファブリツィオ・マストラントニオ(Fabrizio Mastrantonio)氏を選んだ。

OILの資産保証範囲と関連する価値に関する詳しい情報はリンク を参照。

Oil Insurance Limited(OIL)は、最大4億ドルの資産を持ってAマイナスに格付けされる総資産が総額190億ドルを超える50社強の会員の3兆ドル以上の世界的エネルギー資産に保険を掛けている。会員は中堅から大企業までの公営および民間のエネルギー企業で、少なくとも10億ドルの実物資産を持ち、投資適格級かそれと同等の格付けを持っている。同社の保険商品にはProperty(物的損害)、Windstorm(暴風、 メキシコ湾海上を除く)、Non Gradual Pollution(非漸進的汚染)、Control of Well(暴噴制御費用)、Wreck(難破)、Terrorism(テロ)、Cyber(サイバー)、Construction(建造)、Cargo(積み荷)が含まれる。OILが守る産業セクターとしてはオフショアとオンショアの探鉱・生産、精製・マーケティング、石油化学、鉱業、送油管ルート、電力事業者、再生可能エネルギー、その他のエネルギー関連ビジネスが含まれる。

ソース:Oil Insurance Limited (OIL)

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