中国の海南、ビーチ以外でも世界の旅行者を引き付ける

The People's Government of Hainan Province 2018年02月05日 15時54分
From 共同通信PRワイヤー

中国の海南、ビーチ以外でも世界の旅行者を引き付ける

AsiaNet 72165 (0242)

【北京(中国)2018年2月4日新華社=共同通信JBN】ロシア出身のヤナ・ジュラブリョーワ氏(38)は、中国最南端の熱帯の島である海南での生活にすっかり慣れたため、母親と祖母を呼び寄せて同居することを計画中である。

「ここでの暮らしは快適。環境は良く就労機会も豊富にある」とジュラブリョーワ氏は語った。

ジュラブリョーワ氏は2005年に初めて海南を訪れ、初めは旅行代理店で働いていた。医療を受けることが目的のロシア人観光客数の増加を好機とし、ジュラブリョーワ氏は2年前に転職して中医薬病院で働き始めた。この病院は昨年1000人近くのロシア人医療観光客を受け入れた。

ジュラブリョーワ氏は、彼女の最大の夢は海南の沿岸リゾート都市、三亜で小さな家を買えるだけの稼ぎを得ることだと言う。

ジュラブリョーワ氏のように、ますます多くの外国人が海南を訪れ、単に温暖な気候、陽光およびビーチを楽しむだけでなく自分の夢を追求するためにこの熱帯の島に魅了されている。

▽世界クラスの旅行目的地
海南は世界クラスの旅行目的地になるというゴールに向かって大きな進展を遂げている。海南は2020年に外国人観光客を130万人以上受け入れることを目標に設定した。

アンドレイ・デニソフ駐中国ロシア大使は「ロシア人観光客はこの島を好んで訪問するが、それは比較的近いという理由のみならず、娯楽、文化的活動および医療サービスを含む総合的な旅行体験を楽しめることによる」と述べた。

海南は観光、ビーチ、民俗慣習、熱帯雨林、スポーツおよび医療を含む多岐にわたる旅行パッケージを提供する。

デニソフ氏によれば、昨年は28万人を超すロシア人旅行者が海南を訪れており、1年前から倍増した。

同氏は「われわれは観光協力を一層強化し、海南への全外国人旅行者に占めるロシア人旅行者の割合を50パーセントに引き上げたい」と語った。

実際、地元当局の統計によれば、2017年に海南を訪れた海外観光客の数は前年比50パーセント増となり110万を超えた。

ビザなしサービス、チケットキャンペーンおよびサービスアップグレードなどの優遇策によってこの島を一流の目的地にするための3年計画が今年公表される。

▽大きな変化
1988年に海南省を訪れたガイル・O・ペダーセン駐中国ノルウェー大使は「海南に戻ることを楽しみにしているが、それは海南の変化も中国の他地域と同様に劇的だと思うからだ。ここで写真を見るだけでもそれはわかる」と述べた。

海南の地元特産品および最近の発展を紹介する複数の大型展示パネルおよびブースは、2日に北京で行われたキャンペーンイベントの一部である。このイベントはペダーセン大使および160カ国以上の外交官を含む500人超を引き付けた。

ペダーセン大使は「すばらしいビーチ、麗しい人々だけではなく、多くの興味深い発展、多数の新しい建築物、産業、とりわけハイテクの発展がある」と述べ、互いの強みを生かして協力を強化したいとの期待を示した。

海南の開発は、特別経済区として同省が設立された30年前に始まったばかりだ。
海南省人民政府省長の沈暁明氏は「当時、海南はかなり後進的な国境地域の省で、インフラは脆弱で信号を目にすることさえなかった」と語った。

以前は農業が中心だった島は革新と開放のパイオニアとなった。陸海空の輸送ネットワークは既に構築され、同省を他の世界に接続し、海南島はボアオ・アジア・フォーラム(Boao Forum for Asia)年次総会の長年開催地でもある。

沈氏は「われわれは世界へ向けて招待を呼び掛けたい。休暇、投資および海南の多様な文化の体験を求める人々を海南は歓迎する」と述べた。

ソース:The People's Government of Hainan Province

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