Inkがブロックチェーン・アプリ開発者向けプラットフォームINKstoneを公開
AsiaNet 72082 (0200)
【シンガポール2018年1月31日PR Newswire=共同通信JBN】Ink Labs Foundation(リンク )が創設したInkは1月24日、ブロックチェーン・アプリケーション開発者向けプラットフォームINKstoneを公開した。このプラットフォームは現在ベータバージョンであるが、アプリ開発者に便利なブロックチェーン・インフラストラクチャー・サービスを提供する。シンガポールに本社を置くベンチャー企業Inkは2018年2月、先駆的な参加者と主要パートナーを発表する。さらに、知的財産(IP)取引所が2018年4月中頃に開所する。
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ブロックチェーン・アズ・ア・サービス(BaaS)プラットフォームのINKstoneは、開発者がブロックチェーン環境で分散型アプリケーションを構築、デバッグすることを支援する。機能は以下の通り。
1)ワンクリックのブロックチェーン・ネットワーク展開-最初のバージョンはINK
Consortium Blockchainクラスター、Hyperledger Fabricクラスター、その他のブロックチェーン開発環境をサポートする。
2)ブロックチェーン・コンフィギュレーションにおける柔軟性-複数のブロックチェーン・コンフィギュレーションは必要に応じて開発者の選択をサポートする。
3)コンテンツの視覚的表示-ユーザーはブロックチェーン・ネットワーク・トポロジー、ブロック情報、トランザクション情報、スマートコントラクト情報の視覚的表示を見ることができる。
4)スマートコントラクトのワンストップ管理-プラットフォームはスマートコントラクトのアップロード、管理、展開、起動を提供する。
5)アセットの発行・流通-プラットフォームは口座管理機能も内蔵しており、高効率なバリュー転送、コンテンツ配信、知的財産報酬、その他の独創的な業界アプリケーションをサポートする。
INKstoneの今後の開発計画は以下の3つのレベルに分類される。
*プラットフォーム容量の拡大-ファブリックとINK Consortium Blockchainに加え、Qtum、Ethereum、EOS、クロスチェーン・クラスターなど多くの開発環境もサポート
*縦断的な開発者サービス-開発者が最も必要とするアプリケーション開発に基づくより多くのユーザーレベル、スマートコントラクトIDE、ログ一覧を提供
*ブロックチェーンサービスの3次元拡大-DAppストアとエンタープライズレベル・ブロックチェーンサービス・プラットフォームを開始。製品マトリクスを構築し、3次元ブロックチェーン・プラットフォームサービスを提供
第2バージョンは3月に公開される予定で、革新的機能は追って公表される。これにはQtum開発環境、コントラクト編集、ログ一覧、ユーザー体験最適化などが追加される。
▽Inkについて
Inkは、コンテンツクリエーターのブロックチェーンをサポートするプラットフォームおよび世界のクリエーティブなマーケットプレースをリンクする最初の総合的なエコシステムになることを目指している。同社は、世界初の知的財産(IP)ブロックチェーンを完備しており、コンテンツ業界のQtumになる可能性がある。このプロジェクトのミッションは、世界のコンテンツクリエーターの収入、将来性、発見可能性を最大限に引き出し、高品質コンテンツを認め、これに報いることである。シンガポールに本社を置く同社は、クリエーティブ業界の役割、コンテンツ、行動様式を再定義し、効率的なコンテンツ取引システムを実現することを目的にしている。
Inkプラットフォームは、クリエーターのオリジナル作品を流動資産に変えることを支援する独自のIntellectual Property Asset Exchange(知的財産取引所)を提供する。コンテンツクリエーターはオリジナルコンテンツを制作、提出、保管、発見、取引、販売、配布などができる。この取引プラットフォームは、コンテンツクリエーターがより多くの収入を生み出し、チャンスをつかみ、発見されるようになるとともに、知的財産の所有権を守り管理することを可能にする。
詳細はウェブサイトリンク を参照。
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ソース:Ink
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