『大学初！就職指導でAI（人工知能）と教職員がタッグを組む』 -- 帝京大学

帝京大学（本部：東京都板橋区　学長：冲永佳史）ではこのたび、キャリア教育および就職活動支援に、株式会社タレントアンドアセスメント（本社：東京都港区　代表取締役：山崎俊明）の提供するAI面接サービス「SHaiN」を試験的に導入します。「SHaiN」は、企業が求める人物像や採用基準に沿って、AI（人工知能）が人間の代わりに採用面接を行うサービスで、大学としては初の試みとなります。




　AIの科学的根拠と教職員（大学）が持つデータと経験則を合わせ、進路決定の精度を上げる試みを、全国の大学に先駆けて始めます。今回導入するのは、業界で初のAI面接という新しい機能です。学生がスマートフォンを使い、いつでもどこでもAIからの質問に答え、学生時代を振り返ります。AI面接で、11の資質のレベルを計ります。

　AI面接は、すでに大手企業などが一次面接で採用しており、これを大学のキャリア教育でも活用しようと、本学では研究を始め、このほど目途が立ったため、学生に導入して効果測定を本格化し、学生の就職指導に生かすことになりました。

　これまでの就職指導は、学術的な根拠にもとづいての指導ももちろん行っていますが、教職員（キャリアカウンセラーを含む）のいわゆる経験と勘に頼っていたところがあります。
　これらに加え、AIの科学的根拠を導入することにより、
　1．学生の資質のさらなる向上
　2．進路決定に際し、より本人に合った企業選び
　3．教職員の指導レベルアップ
　を図ります。

　帝京大学では、「自分流」をキーワードに学生生活を送っています。独りよがりの「自分流」にせず、AI面接の科学的根拠を交え、自分の強みをより伸ばし、社会で活躍できる「自分流」の充実を、AIと教職員が一体となって図っていきます。将来的には人工知能（AI）により多く学習させることで、本学の学生の特徴や長所・短所を明らかにし、足りない部分を顕在化させることが期待されます。また、低学年次のキャリア教育科目の授業にも生かす予定です。

　なお、導入に先立ち2月15日（木）には、本学八王子キャンパスの3年生を対象とした「就職活動直前対策講座」内で、AI面接のプレ体験会を実施します。学生それぞれの長所や短所を明らかにし、6月から始まる採用選考の面接に合わせて、不足している点の重点トレーニングやアドバイス、教育などに活用します。

〇AI面接サービス「SHaiN」
　株式会社タレントアンドアセスメントが開発した採用メソッドをもとに、企業が求める人物像や採用基準にそってAIが人間の代わりに採用面接を実施し、応募者の資質を分析して診断結果データを提供するサービスです。人間による採用面接で課題視されてきた評価のばらつきが改善され、採用基準の統一が図れるようになります。また、AI面接「SHaiN」と連携したロボットやスマートフォンで24時間場所を問わず採用面接が可能となり、他社と選考がバッティングするなどの機会損失を減らせるようになります。

〇帝京大学について
　帝京大学は、わが国が大きく成長し、世界から大きな注目を集め始めた1966年に東京都八王子市に開学されました。当初は文学部国文学科・英文学科、経済学部経済学科の2学部3学科、学生数200人から始まり、時代の変遷とともに学び舎としての可能性を広げてきました。生まれ持った個性を最大限に生かすべく知識と技術を身につけ責任をもった行動ができる人材の育成をめざすため教育理念として「自分流」を掲げ、教育指針として「実学」「国際性」「開放性」を定めています。2016年6月に創立50周年を迎え、各界で活躍する卒業生は15万人におよびます。
現在では、板橋、八王子、宇都宮、福岡、霞ヶ関と5つのキャンパスを展開し、10学部32学科11研究科、在籍学生数約2.3万人を有する総合大学へと成長しています。2012年に板橋キャンパスのリニューアル、2014年に福岡新キャンパスの開設、2015年に八王子キャンパスの新校舎高層棟が竣工するなど、新しい時代のための環境整備が確実に進んでいます。
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▼本件に関する問い合わせ先
帝京大学八王子キャンパス キャリアサポートセンター
住所：〒192-0395 東京都八王子市大塚359
TEL：042-678-3307
メール：career@main.teikyo-u.ac.jp


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