第158回芥川賞候補作『雪子さんの足音』(木村紅美)電子版配信を開始!



[画像1: リンク ]

雪子さんの足音
木村紅美
講談社 
2018年2月1日刊行予定(電子書籍は1月15日頃先行配信予定)
定価:本体1300円(税別)
128ページ 
四六判ハードカバー

学生時代を過ごしたアパートの大家の孤独死を知り、20年前の記憶が蘇る……。人間関係のひだをこまやかに描いて芥川賞候補になった傑作中篇。

【あらすじ】東京・高円寺の家賃5万円のアパート月光荘。「サロン」と名付けた居間を下宿人に開放して食事や小遣いまで世話を焼く、夫と息子に先立たれてひとり暮らしの雪子さんと、大学3年生の薫。彼は雪子さんをときに鬱陶しく思いつつ、孫ごっこのバイトのような気持ちから、その厚意を受けとめていた。ふたりの関係は微妙なバランスで続いていたが……。
「なぜ最初からこう言えなかったのだろう」とあとから思うような、気づいたときには戻れなくなっている人間関係…。少しずつすれ違っていく不器用な人たちの物語です。

[画像2: リンク ]

【著者】木村紅美(きむら・くみ)
1976年兵庫県生まれ。小学校6年生から高校卒業まで宮城県仙台市で過ごし、現在の実家は岩手県盛岡市。明治学院大学文学部芸術学科卒。2006年に「風化する女」で第102回文學界新人賞を受賞。08年「月食の日」で第139回芥川賞候補、13年『夜の隅のアトリエ』で第35回野間文芸新人賞候補となる。その他の著書に『イギリス海岸 イーハトーヴ短篇集』『見知らぬ人へ、おめでとう』『春待ち海岸カルナヴァル』『まっぷたつの先生』などがある。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]