Brilliance Autoが「一帯一路」に沿ってルノーと提携し、国際市場をうかがう
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【瀋陽(中国)2018年1月11日新華社=共同通信JBN】中国のBrilliance Auto Groupはこのほど、Jinbei、ルノー、Huasongの3ブランドの下で小型商用車(LCV)を製造する合弁会社Renault Brilliance Jinbei Automotive Co., Ltd.を設立するため、ルノーグループ(Renault Group)と協定を締結した。2022年までに年間15万台の販売を目指す。
Brilliance Auto Groupが成功裏にルノーグループと提携し、新しい形の協力を確立するのに要した期間はわずかに1年だった。それは中国の自動車産業の新時代において初めて同じ合弁会社が海外と国内のブランドの両方の車両を設計、生産するというもので、商用車の開発で世界クラスのプラットフォームになる。
Brilliance Auto Groupのチー・ユミン会長は、過去においてそのような合弁会社は海外のブランドを運営していたもので、中国側は自社ブランドの開発支援のためにその利益を充てるしかなかった。今回、合弁会社を通じ、この3ブランド、すなわち中国のJinbeiとHuasong、フランスのルノーは協調して進むことができる。これは中国の独自ブランドの迅速な開発を促進するものでもある。
Brillianceとルノーの間の協力はそれぞれの分野における両社の先端技術と経験を結集し、両社は製品と技術を合弁事業に提供するということも言及しておくべきだろう。Brillianceは、ルノーが導入するプラットフォーム、技術、先端的管理コンセプトを完全に活用し、独自の変革、向上を実現することができる。この結果、Brillianceが何年にもわたって参入してきた海外市場での同社プレゼンスに大きな重みが加わるだろう。
Brillianceは海外市場への進出計画を打ち出した中国の自動車メーカーの最初のグループの1つと認識されている。Brillianceの海外流通ネットワークは現在までに、アフリカ、中南米、アジア太平洋の100以上の国と地域を網羅し、ディーラーの総数は約400に達した。一帯一路構想が健全に実施される中、Brillianceはさらに持続可能な戦略を策定し、将来は独自ブランドの海外市場を切り開こうとしている。
ソース:Brilliance Auto Group
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