「マドラスの虎」、2017年世界早指しチェス大会優勝を目指して世界ランキング第一位プレイヤーに先手
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ロンドン、2017年12月29日/PRNewswire/ --
ヴィスワナータン・アーナンド(Viswanathan Anand)はトーナメントの早指しラウンド最終戦で勝利、女子トーナメントは居文君が圧勝、2017年の王者となる。
世界で最も優れたチェス・プレイヤーが集結する2017年最後の集まりで、インドのグランドマスター、ヴィスワナータン・アーナンド(「マドラスの虎」の愛称で親しまれている)が昨日、2017年第一回サルマン王世界/女子早指しチェスオープン・チャンピオンシップ(2017 King Salman World Open and Women's Rapid Chess Championships)が折り返し地点に差し掛かろうとする中、チェスの世界王者となりました。
オープニング・ラウンドは火曜日に、サウジアラビア、リヤドの中心部にあるアイコニックな、エーペックス・コンベンション・センター(Apex Convention Centre)で幕を開けました。
サウジアラビアは、55ヵ国から男子・女子両方のプレイヤーを迎えましたが、その中には男女それぞれの世界的トッププレイヤー、各10名と11名も含まれました。スリリングでエキサイティングな早指しラウンドが数々行われる中、世界中のチェス愛好家は数々のエキサイティングな対戦や、様々な予期せぬ展開を、オープニング・ラウンドを通して目の当たりにしました。
世界でも最も高いIQの持ち主達と対戦になったアーナンドは、記憶に残るものになるだろうと予測されていたこの大会の、3日間の濃密なスケジュールを無敗で切り抜けました。
アーナンドは、ロシアのウラジーミル・フェドセーエフ(Vladimir Fedoseev)を決勝戦で2-0で破り、観客はアーナンドが世界第一位でノルウェー出身のマグナス・カールセン(Magnus Carlsen)の遙か先を行くのを目の当たりにして驚嘆しました。
「本当に信じられないくらい嬉しいです。全然期待していませんでした。確かに私は早指しの世界タイトルを沢山取りましたが、最近はそれが私の手の中からすり抜けて行っているように感じていました。」と、早指しトーナメント最終日に、アーナンドは満面の笑みでコメントしました。
女子の大会にもエキサイティングな瞬間が沢山ありました。中国のグランドマスター居文君は、女子のトーナメントを最初から最後まで圧倒的な強さで突破し、80%近くの勝率で大会を終えた唯一のプレイヤーとして、金メダルを獲得しました。
今日から開始するブリッツ・ラウンドでもアーナンドと居文君は間違いなく大本命となるでしょう。しかしアーナンドは、世界第一位のカールセンをしっかり用心しているようです。「2冠達成は大変魅力的ですが、マグナス、彼はとにかく巨人です。彼は何の苦労もなく、ゲームに勝ちます。彼は今回も大本命ですが、私ももちろんブリッツ・ラウンドで最大限の努力をします。」
確実なのは、世界中のチェスファンが、トーナメントの次の段階に釘付けになっているということです。
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情報源:サルマン王世界/女子早指しチェスオープン・チャンピオンシップ(World Open and Women’s Rapid Chess Championships)
(日本語リリース:クライアント提供)
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