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シンガポール特許庁がメルクのCRISPR技術の特許を認可へ

メルク(Merck) 2017年12月20日 10時14分
From 共同通信PRワイヤー

シンガポール特許庁がメルクのCRISPR技術の特許を認可へ

AsiaNet 71603 (2077)

【ダルムシュタット(ドイツ)2017年12月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*特許はCRISPRを利用した真核細胞染色体への外部DNA配列の組み込み成功をカバー

*メルクのCRISPR技術に対する4番目の特許認可:オーストラリア、カナダ、欧州特許庁で同様の特許が既に認可された

*メルクは関係者に対してCRISPR関連特許の使用権を許諾

科学・技術を主導する企業メルク(Merck、リンク )は19日、シンガポール特許庁が真核細胞へのゲノム組み込み法に使われる同社のCRISPR技術を対象とする特許申請に対して、「特許適格性通知」を出したと発表した。

Photo - リンク

メルクのウディット・バトラ取締役兼ライフサイエンス最高経営責任者(CEO)は「メルクのCRISPR組み込み技術へのシンガポールの特許許可通知は、当社の知的財産権をもう1つ強化するものだ。われわれは、疾患に対する新たな治療法を発見するために世界の科学コミュニティーと協力すると同時に、ほかのいくつかの国で同様の特許申請が追加して許可されることを楽しみにしている」と語った。

メルクは現在、基礎科学研究、農業バイオテクノロジー,治療目的を含む各種アプリケーションに対して、これら基礎的な統合特許付与をライセンス供与している。

「CRISPR-BASED GENOME MODIFICATION AND REGULATION(CRISPRベースのゲノム修飾と制御)」と題するシンガポールの今回の基本特許は、染色体組み込み、(哺乳動物および植物細胞などの)真核細胞の染色体配列およびCRISPRを使ってこれら細胞への外部もしくはドナーのDNA配列の挿入をカバーしている。科学者は、疾患関連の変異を疾患モデルと遺伝子療法を生み出すための重要な手法である、有用あるいは機能的な配列で置き換えることができる。この手法はさらに加えて、細胞内の視覚的追跡目的で内在性タンパク質をラベル付けするトランスジーン(導入遺伝子)を挿入するため利用することができる。

ゲノム編集技術のCRISPRは、生細胞の染色体を正確に修飾することを可能にして、今日直面している最も厳しいいくつかの医療条件に対する治療選択肢をさらに広げる。CRISPRアプリケーションは、がんや希少疾患に関係する遺伝子を識別から、失明の原因となる変異を覆すことまで、広範囲にわたっている。

シンガポールの特許はいったん交付されると、メルクのCRISPR組み込み技術の保護をシンガポールにも及ぼすことになり、同社の特許ポートフォリオは一段と強化される。メルクはまた、米国、ブラジル、中国、インド、イスラエル、日本、韓国にもその挿入型CRISPR手法の特許申請中である。メルクは2017年6月、オーストラリア特許庁から、初めてCRISPRの特許を認められた。その後欧州、カナダの特許庁から、当該特許を受理された。

メルクは、ゲノム編集分野で12年の歴史があり、ゲノム編集に対するカスタム化された生体分子(RNA誘導グループIIイントロンのTargeTron(TM)、亜鉛フィンガーヌクレアーゼのCompoZr(TM)など)を提供する初の企業であり、世界中の研究者にこれらの技術を採用するよう勧めている。メルクはまた、配列されたCRISPRライブラリーを製造している初の企業である。CRISPRライブラリーは、すべてのヒト遺伝子をカバーし、根本原因について科学者により多くの質問を探求してもらえるよう疾患の治療を加速する。
メルクは、画期的な療法の可能性があることから、ゲノム編集で適切に定義される研究を実施する潜在的な利点を認めている。従ってメルクは、倫理的、合法的な基準を注意深く考慮しつつ、ゲノム編集の研究を支持している。メルクは、バイオエシック(生命倫理学)諮問委員会を設置して、ゲノム編集に基づき、利用する研究を含めて、ビジネスに関係する研究に対するガイダンスを作成する。

メルクの全ニュースリリースは、メルクのウェブサイトで閲覧できると同時に、電子メールで配信される。オンラインでの登録、サービスの変更または利用中止は次を参照:www.merckgroup.com/subscribe

▽メルクについて
メルク(Merck)は医療、生命科学、高機能素材の分野における世界有数の科学と技術の企業である。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶にいたるまで、約5万人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指している。2016年、メルクは66カ国で150億ユーロの売上高を計上した。

メルクは1668年に創業した世界で最古の医薬・化学品会社。創業家が今でも、上場企業グループの株式の過半数を所有している。メルクの名称およびブランドの世界的な権利は、メルクが保有している。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ(MilliporeSigma)、EMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っている。

ソース:Merck

▽問い合わせ先
Karen Tiano
+49 6151 72 44461

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