Wi-SUN AllianceとDLMS User Associationが協力開始

Wi-SUN AllianceとDLMS User Associationが協力開始

AsiaNet 71585 （2066）

【モーガンヒル（米カリフォルニア州）2017年12月18日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊シームレスで相互運用可能なスマートユーティリティーおよびスマートシティーのソリューションを推進

Wi-SUN AllianceとDLMS User Associationはこのほど、Wi-SUN通信ネットワーク上でDLMS/COSEMアプリケーションを搭載したソリューションのシームレスな相互運用性を保証するための協力に乗り出した。最近、ブダペストのMSZT（Magyar Szabvanyugyi Testulet、ハンガリー規格学会）で、この2つのグループの共同作業セッションが開催され、スマートユーティリティー、スマートシティー、産業IoTのサービスをさらに有効にする作業範囲と成果物を作成した。2つの組織は、アムステルダムでのEuropean Utility Week 2017の式典でこの取り組みのための了解覚書を締結した。

共同の作業には、DLMS UA Blue、Green and Yellow BooksおよびWi-SUN Technical Profile Specificationsの技術レビューが含まれる。最終目的は、DLMS/COSEMとWi-SUNテクノロジーを併用し、保証された相互運用可能なソリューションの共同プロモーションを促進することである。両組織は、この目標をサポートする堅固かつ世界的に認知された認証プログラムを確立している。

Wi-SUN Allianceのフィル・ビーチャー社長は「世界で最も広範に配備された計測プロトコルであるDLMS/COSEMと、何千万もの接続デバイスを擁する通信テクノロジーであるWi-SUNとの統合を通じ、この協力は、スマートユーティリティーおよびスマートシティー向けに標準化されたエコシステムの世界的な採用への大きな進歩である」と語った。

DLMS UAのギョーゾ・クメシ社長は「Wi-SUN AllianceとDLMS UAの双方の主要ステークホルダーが協力し、われわれはスマートユーティリティーおよびスマートシティーのソリューションを配備している人々のために価値命題とビジネスモデルをさらに強化する。これはDLMS/COSEMの範囲を、汎用性があり、通信メディアに依存しないデータモデル、およびリッチな応用層プロトコルとして拡張する」と述べた。

▽Wi-SUN Allianceについて
Wi-SUN Allianceは、業界トップの企業から成る世界的な非営利の会員制団体である。その使命は、IEEE802、IETF、TIA、TTC、ETSIなどの国際規格機関のオープンな世界標準規格を使って、スマートシティー、スマートグリッド、その他のインターネット・オブ・シングス（IoT）アプリケーションで使用される相互運用可能な無線ソリューションの世界普及を推進することにある。世界で170社以上の会員を擁するWi-SUN Allianceは、全ての業界のステークホルダーが参加できるとともに、シリコンベンダー、製品ベンダー、サービスプロバイダー、公益事業、大学、企業、市町村、地方政府組織が参加している。

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Wi-SUN AllianceおよびWi-SUN Allianceのロゴは、Wi-SUN Allianceの商標である。

▽DLMS User Associationについて
DLMS User Associationは、スイスのツークに本拠のある独立した非営利の規格開発団体である。大手の公益事業、メーカー、システムインテグレーターを含め、世界中で300社余りの会員を擁している。スマートメーター・データ交換のためのプロトコルとしてのDLMS/COSEM仕様の世界的な振興とサポート、エネルギー市場の運営促進、エネルギー効率の促進、エネルギー市場関係者のためのビジネス効率改善を担当している。同団体は今年、アムステルダムでのEuropean Utility Week 2017で20周年を堂々と祝った。

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ソース：Wi-SUN Alliance

▽問い合わせ先
Shannon Mayette
Wi-SUN Alliance
+1 602-882-4733
smayette@wi-sun.org