シュナイダーエレクトリックと河村電器産業、協業を拡大し共同で大規模データセンター向けカスタムラックを開発

・お客さまのニーズに合わせたラックのカスタマイズを最少1台から短納期で提供
・シュナイダーのデータセンター向け機器とあわせた包括的なソリューションにより、効率的なデータセンターインフラ構築を支援


河村電器産業株式会社(本社:愛知県瀬戸市、社長:水野一隆)とエネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、共同で大規模データセンター向けにカスタマイズ可能なラックを開発し、本日12月11日より販売開始します。


河村電器産業とシュナイダーエレクトリックは2015年からデータセンター、サーバールーム分野で協業をしており、両社の製品を組み合わせた製品を販売しています。本年7月にはシュナイダーエレクトリックのUPS(無停電電源装置)である「Symmetra シリーズ」や「Smart-UPSシリーズ」を河村電器産業にて販売する一方、シュナイダーエレクトリックでは、河村電器産業が開発した分電盤とシュナイダーエレクトリックの「Symmetraシリーズ」と組み合わせたソリューション製品としてお客様に提案しています。


この度、今後一層の拡大が見込まれる大規模データセンター向けのラックカスタマイズのニーズに対応していくため、共同でラックを開発しました。新たなラックは、標準仕様では対応できない使用用途や設置環境に柔軟に仕様変更が行えます。また、最少1台からカスタマイズ可能なだけでなく、今までラックをカスタマイズする場合は約3ヶ月かかっていた製造納期を、最短で約1週間に大幅に短縮しました。さらに、シュナイダーエレクトリックのUPSやラックマウトPDU(ラックに搭載しサーバーなどに電力を供給する電源タップ)、空調設備にも容易に対応できるようにデザインされています。

今後も、河村電器産業とシュナイダーエレクトリックは、両社の有する技術や実績を活用した製品やソリューションにより、幅広いニーズに対応するとともにデータセンターの効率化を支援していきます。


■共同開発カスタムラックの主な特徴および製品概要

・短納期での製品提供
-既存のカスタムラックでは約3ヶ月必要だった製造納期を最短で約1週間に短縮

・優れた耐震性
-震度7クラスの地震の1.25倍の揺れに相当する耐震試験をクリアした堅牢性

・豊富なラインアップ
-さまざまな幅、奥行き、高さに対応可能なため、お客様のニーズに幅広く対応可能

・データセンター関連ソリューションとの親和性
-シュナイダーエレクトリックが提供するUPSや、ラックマウントPDUなどの機器を搭載可能
-シュナイダーエレクトリックの冷却コンテイメント(EcoAisle)や局所冷却製品(InRowクーリング)にも対応


河村電器産業について
河村電器産業は、1919年の創業以来、一貫して電気を安全・確実に供給する受配電機器の製造に取り組んできました。分電盤やキュービクルなどの配電機器を中心に、これからの省エネ社会に向けた太陽光発電事業やエネルギー管理システム、電気火災を防ぐための防災機器といった新しい分野にも挑戦しております。また、1995年より情報通信分野への事業にも取り組み、データセンター向けシステムラックの販売を開始。国内有数のデータセンター事業社さまにご採用いただいています。また、電気や情報通信といった、現代社会に欠かせないインフラを支える企業として、これまで日本で培ってきたノウハウや技術で海外へ向けた事業展開もしています。
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Schneider Electricについて
Schneider Electricは、ビル、データセンター、基盤インフラ、産業に向けたエネルギーマネジメントとオートメーションの「デジタルトランスフォーメーション」を推進しています。世界100ヵ国以上で事業を展開し、電力管理(低・高電圧およびセキュアパワー)とオートメーションシステムの分野で名実ともに業界のリーダーです。エネルギー、オートメーション、ソフトウェアを組み合わせ、統合された効率化システムを提供します。当社のグローバルなエコシステムの中で、当社のオープンプラットフォームを活用しさまざまな企業や開発者コミュニティと連携することで、リアルタイム管理や高効率な運用を実現します。私たちは当社をとりまく素晴らしい人々やパートナーに支えられ、そして技術革新・多様化・持続可能性へのコミットメントを通して、いつでも、どこでも、だれにでも「Life Is On」を実現します。
www.schneider-electric.com/jp

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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