平成29年度東京文化プログラム助成「海外発文化プロジェクト支援」採択事業決定!

公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京 2017年12月01日 14時00分
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公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京は、芸術文化によって東京2020大会の開催気運を醸成するため、東京文化プログラム助成として4つの助成事業を実施しています。

この度、海外からのアーティスト等の新しい作品発表を対象とする「海外発文化プロジェクト支援」の公募を平成29年8月28日(月)より開始し、公募締切の平成29年10月6日(金)までに計31件の申請がありました。

厳正な審査の結果、今回は11件を採択いたしました。なお、今回の採択により、あわせて約60名の海外アーティストを支援することとなりました。

■申請団体名:Ko&Edge
申請活動名:Responding to Ko Murobushi
交付決定額:6,182,500円
活動内容: 海外のダンサーが室伏鴻アーカイブでのリサーチや研究者との意見交換等を元に、室伏鴻に対するレスポンスという形での実験的な新作のクリエーションを行う。アーカイブの利用形の研究・調査的、対話・議論的、思索・創造的といった包括的「応答」としての新作の創作を目的とする。

■申請団体名:亜細亜の骨
申請活動名:新作・台湾演劇公演『同棲時間』
交付決定額:6,576,740円
活動内容: 日本の植民地時代の影響を受け続ける台湾の姿が刻まれている作品を上演することで、日本そして来日中の海外の観客に、アジアの中での台湾の存在を紹介する。

■申請団体名:ゲーテ・インスティトゥート東京ドイツ文化センター
申請活動名:亡命中-ゲーテ・インスティトゥート・ダマスカス@東京
交付決定額:1,350,000円
活動内容: 難民として生きるアーティストたちが直面する様々な問題の交換・議論の場として、現在亡命中のシリア人アーティストを招聘し、6週間の滞在制作を行う。

■申請団体名:音楽詩劇研究所
申請活動名:ユーラシアンオペラ東京2018
交付決定額:2,547,660円
活動内容: ユーラシア各地に出自を持つアーティストを招聘し、新たなユーラシアンオペラを創作、上演する。様々な民族的・文化的背景を持つアーティストと共に創りあげる作品は、多文化共生への可能性を示唆するものとなる。

■申請団体名:株式会社パルコ
申請活動名:ロワイヤル・ドゥ・リュクスシンポジウム&リサーチ
交付決定額:6,796,464円
活動内容: フランスの巨大パペット劇団の演出家とクリエイティブチームを招聘し、唯一無二の手法で、あらゆる人々の共感を呼ぶ芸術作品の魅力や秘密、現代社会における意味などを検証するシンポジウムを開催。

■申請団体名:一般社団法人マルタス○+
申請活動名:雅歌
交付決定額:4,810,932円
活動内容: 島の3分の1が保護地域となるオランダ最北のテルスヘリング島、神々が集ったという伝説を持つ神津島の東西二島を舞台として、リサーチ、島住民たちとの交流、そしてクリエーションの推移と展開を、自然と人間とアートという壮大なテーマで映像に収める、ドキュメンタリー映画製作を含む複合プロジェクト。

■申請団体名:東京工業大学環境・社会理工学院
申請活動名:生命体テクノロジーファッション工房
交付決定額:2,100,000円
活動内容: 東京工業大学とロンドン芸術大学セントラル・セントマーティンズ校が協力して開催する、市民参加型「生命体テクノロジーファッションイベント」。バイオテクノロジーを活用した新素材によるファッションの提示、都民との議論、ファッションアイデア制作と発表会などを実現し、「持続可能な日本らしい次世代ファッション」を考案する。

■申請団体名:有限会社グッドフェローズ
申請活動名:燐光群アジア共同プロジェクト日本・タイ・フィリピン合作『リタイアメン』(仮題)
交付決定額:7,866,613円
活動内容: アジア各国のアーティストのワーク・イン・プログレスの集大成として、新作を制作・発表する。バンコク・チェンマイ・マニラでも上演し、それぞれの社会の現実、差異を共有し、「バリア(障害)」を越えて豊かに共生する未来への可能性を提示する。

■申請団体名:株式会社日精ピーアール
申請活動名:東京の音/ The Sounds of Tokyo
交付決定額:6,570,000円
活動内容: 世界的なパーカッショニストのテリエ・イースングセット(北欧ノルウェー)が、都心を手始めに奥多摩、島嶼部まで東京都全域を巡り、東京に存るマテリアルから「音の素」を探し、楽器に創り上げ、発表会を行う。

■申請団体名:アサクサ実行委員会
申請活動名:アサクサエンターテイメンツ
交付決定額:2,971,000円
活動内容: 海外の新進気鋭アーティストによる新作映像作品の制作と、浅草を拠点とした新作上映会から成る国際アート映像祭を開催する。浅草を訪れる観光客等に最先端の映像表現を紹介し、実験的芸術を受容する知的生産の拠点として東京の下町を深く印象付ける。

■申請団体名:ブリティッシュ・カウンシル
申請活動名:ロンドン交響楽団と日本の音楽家との協働プロジェクト~Discovery for 2020~
交付決定額:5,472,700円
活動内容: ロンドン交響楽団の音楽家が、日本の音楽家および市民との協働を通して、新しい楽曲を制作し発表する。世界有数のオーケストラが作品創作の過程で多様な市民と関わることで、芸術性が高く、かつ多様性に富んだ協働作品の実現につなげていく。

◆平成29年度東京文化プログラム助成:海外発文化プロジェクト支援
東京都が主導する文化プログラムの考え方*を踏まえ、海外からのアーティスト等の新しい作品発表を対象とします。申請については、招聘元(あるいは主催者)となる国内の芸術団体・民間団体・民間企業等に対して、経費の一部(助成対象経費の2分の1 以内で、かつ2,000 万円が上限)を助成します。

*東京都が主導する文化プログラムの考え方
オリンピックの精神に基づき、史上最高の文化プログラムを展開するとともに、文化の面のレガシーを2020年以降に継承し、世界一の文化都市東京の実現につなげていく。
・伝統と現代の共存をはじめとした独自性・多様性を持つ東京の文化を世界に発信するとともに、国際的な芸術文化交流を積極的に展開
・障害者、高齢者、子供、外国人等、国内外のあらゆる人々が参加・交流できる機会の創出
・新たな発想を取り入れた芸術文化活動の推進や次世代を担う人材の育成
・都市全体で文化的な祝祭感を創出
・国、他の自治体、芸術文化団体等との連携・協力によるオール・ジャパンでの気運醸成

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