OMFIF:バークレイズ・アフリカ・グループとOMFIFがアフリカ大陸の金融市場を追跡する新指標を立ち上げ
AsiaNet 70491
ロンドン、2017年10月13日/PRニュースワイヤー/ --
アフリカ金融市場指数(Africa Financial Markets Index)によると、アフリカの成長の次段階への鍵となるのは金融市場の拡大
アフリカの大規模で若いダイナミックな市場はアフリカ大陸に成長機会を提供しています。しかし、国内外からの投資の見通しは未熟な金融市場、不明確な法的枠組みや規制枠組みなどいくつかの要因によって妨げられています。これらは、シンクタンクのOMFIFが新たに策定しバークレイズ・アフリカ・グループ(BAGL: Barclays Africa Group Limited)による支援のもと発表されたアフリカ金融市場指標から導かれた結論の一部です。
(ロゴ:
リンク )
この指標はアフリカの17の金融市場の成熟度、開放性、アクセシビリティのレベルを評価し、その最強市場から最弱市場までをランク付けします。評価に当たり、以下の金融市場実績への6つの基本柱に焦点を置いています:
・市場の深さ
・外国為替へのアクセス
・市場の透明性と市場規制
・現地投資家の能力
・潜在的なマクロ機会
・国際金融協定の法的強制力
調査対象市場は、ボツワナ、エジプト、エチオピア、ガーナ、コートジボワール、ケニア、モーリシャス、モロッコ、モザンビーク、ナミビア、ナイジェリア、ルワンダ、セーシェル、南アフリカ、タンザニア、ウガンダ、ザンビアです。
指標によると、金融市場の成長を牽引するのに必要な現地投資家の能力が低いことが最大の制約要因となっています。また、調査対象者は、現地投資家の資産の範囲拡大および商品についての教育の向上がアフリカ金融市場の発展の鍵となると考えています。
エチオピアは最も高いGDP成長見通しを示しており、同報告書の調査対象国の中で最も成長が早いと予想されています。指標は、南アフリカ、モーリシャス、ボツワナが、アフリカの他の国よりも金融市場取引と直接投資に対する高い開放性を示していると評価しています。他の調査対象国の中には底辺にはいるものの急速に成長している国もいくつかあります。
指標は、大陸全体で事業展開している銀行、規制当局、世界的なコンサルティング会社、証券取引所からの60以上の主要なアフリカの機関を対象とした調査結果を共有しています。同報告書ではアフリカ経済に関する複数の組み合わされた見解、見識、市場状況、規制枠組を対象とし、ランク付けに適応しています。
OMFIFのマネージングディレクターであるデイビッド・マーシャ氏は、「投資家がアフリカを投資先に考える際には、流動性、規制、外国為替制限、政策選択が最も懸念される領域となります。商品の多様性と取引スピードが最も高い業績に対する指数の1つですが、資産配分に関しては、世界の金融シーンでのアフリカ市場の妥当性に対する投資家の懸念が当社の調査では強調されています。」と述べています。
BAGLの最高責任者であるマリア・ラモス氏は、「この指標は各国にその金融市場の状況を改善するための貴重な見識やツールを提供します。自国の力、課題、投資家の関心領域に対する理解を広げ深めることで、アフリカ大陸で事業展開している各国の目標である、堅牢な市場の成長を加速させることができます。」と述べています。
同指標はリンク でアクセスできます。
バークレイズ・アフリカに関する詳細はリンク でご覧ください。
メディア問合せ先:
Sarah Butler
コミュニケーションズ及びマーケティング
OMFIF
Sarah.butler@omfif.org
+44-(0)207-965-4492
Lerato Matsaneng
Media and Corporate Relations
Barclays Africa Group
lerato.matsaneng@absa.co.za
+27-64-757-4716
ソース: OMFIF
(日本語リリース:クライアント提供)
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。