株式会社NILと筑波大学が、植物由来の新たな発毛・白髪予防成分を国際会議で発表 「タラタンニン」に発毛およびメラニン産生促進効果を発見

株式会社NIL 2017年10月12日 17時00分
From PR TIMES

国立大学法人筑波大学/株式会社NIL

株式会社NIL(神奈川県中郡二宮町、代表取締役社長:佐藤幸蔵)と国立大学法人筑波大学生命環境系/北アフリカ研究センター 礒田博子教授は、2016年5月より、植物由来機能成分の生理活性に関する共同研究を実施しております。この度、本共同研究を通じて、南米ペルーの固有種であるカエサルピニアスピノサのつける豆の莢より抽出されるポリフェノール成分(慣用名:タラタンニン)が、発毛およびメラニン産生を強く促進することを見出し、国際会議ICPH2017*(8th International Conference on Polyphenols and Health 2017, 10/03~10/06 ,CANADA ,Quebec)で口頭発表しました。
*ICPH2017:2017年10月3~6日にカナダ・ケベックで開催されたポリフェノール関連国際会議。

■共同研究の概要
本共同研究では、植物由来成分を用いた機能性化粧品の開発を目的に、種々の機能成分の発毛・白髪予防効果に関連する生理活性および作用メカニズムの解析を行っており、今回カエサルピニアスピノサの豆の莢より抽出されるポリフェノール成分(慣用名:タラタンニン)が、顕著なヒト毛乳頭細胞増殖効果およびメラノサイト細胞におけるメラニン色素産生促進効果を有することを明らかにしました。さらに、網羅的遺伝子発現解析により、タラタンニンにはメラニン色素産生とともに、メラニン色素をメラニン細胞外に速やかに移行する効果があることを確認し、併せてICPH2017で発表しました。また、これらの成果は近く学術誌へ投稿予定です。

■礒田博子教授 プロフィール
筑波大学生命環境系/北アフリカ研究センター教授/高細精医療イノベーション研究コア長/ライフイノベーション学位プログラムリーダー。1998年、筑波大学大学院博士課程農学研究科応用生物化学専攻博士(農学)取得。雪印乳業株式会社での研究開発職を経て2007年から筑波大学教授。
礒田博子教授は、植物由来成分の機能性解析や機能性食品・化粧品のシーズ化研究の第一人者。

■株式会社NILについて
株式会社NILは、長年にわたって蓄積した有機化学の知見とナノ粒子製造技術の研究開発実績を基に、機能成分の有効性を最大化する革新的な機能性極小微粒子(スーパーナノ粒子)製造技術を開発しました。スーパーナノ粒子は、粒子サイズが著しく小さく表面積が大きい、粒径分布が狭い、分散安定性が良好で高濃度の分散液が調整可能、といったナノ粒子として具備すべき基本物性を有するとともに、目的に応じて粒子表面を様々に機能化できるという、他に例のない差別性を有しています。その実績と技術力で、現在、「アンチエイジング」をキーワードに、本技術と天然由来の機能成分を用いて、新たな機能性化粧品・機能性食品・医薬品といった様々な産業分野での製品開発と事業化を推進しています。
設立 : 2015年2月6日
代表者 : 代表取締役社長 佐藤幸蔵
所在地 : 〒259-0131 神奈川県中郡二宮町中里989-1-101
URL: リンク
業務内容 : 機能性化粧品、医薬部外品、医薬品、機能性表示食品等の開発及び製造販売
資本金(資本準備金を含む 2017年7月7日現在):2億1503万円
本社:神奈川県中郡二宮町中里989-1-101

【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社NIL 担当:総務部長 菊地一徳
Tel:046-240-8784(代表) Mail:info@nil-co.jp

【本件に関する報道関係者様お問い合せ先】
株式会社NIL 担当:広報・PR 青山佳奈
Tel:03-5842-3368     Mail:press@nil-co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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