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[品質特性とユーザ特性と利用状況]
UXを考えるうえで考慮すべきものが3つあります。それは、製品やシステムやサービスの品質特性、それを利用するユーザの特性、それが利用される状況です。
まず品質特性について考えましょう。ISO/IEC25010 (注1)というソフトウェアの品質に関する規格では、製品品質と利用時の品質という区別をしています。前者は製品などがもっている、あるいはもつべき品質ということで、後者はその製品などを利用した時の品質ということです。筆者は、その区別は重要なものと考えていますが、できあがった製品の品質を結果的に表現するよりは、設計時に考慮すべき品質なのだというニュアンスを強めるために、製品品質のかわりに設計時の品質という表現を用いています。つまり、図 (注2)を見ていただくと分かるように、設計時の品質があり、その結果として製品品質があり、それを使った利用時の品質がそれに続くということです。
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