マイクロフォーカス株式会社、COBOL製品の新バージョンリリースを発表

マイクロフォーカス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:田島裕史)は、COBOL製品の新バージョン「Micro Focus Visual COBOL 3.0J」「Micro Focus Enterprise Developer 3.0J」を、本日より販売開始、8月31日より出荷開始することを発表します。

 企業のビジネスを支えている基幹システムは、高い信頼性と安定稼働はもとより、新たなテクノロジーとの連携のための柔軟性と拡張性、さらには効率的な開発・運用が求められています。「Micro Focus Visual COBOL」と、その上位製品である「Micro Focus Enterprise Developer」は、COBOLソースを多数のプラットフォームに展開することができる優れたポータビリティと高いパフォーマンスにより、価値ある既存COBOL資産の最新テクノロジー環境での活用を可能にし、お客様のITモダナイゼーションを支援しています。

 COBOL開発・運用環境は、新たなテクノロジーを取り込み進化し続けています。マイクロフォーカスのCOBOL製品は、生産性向上のための各種開発支援機能に加え、CIツールとの連携などエンタープライズDevOpsのニーズに応える機能も搭載し、迅速な開発とリリースをサポートします。また、.NET環境やJava環境での既存COBOLアプリケーション活用技術もいち早く提供し、既に世界中の多くのユーザーに導入いただいています。

 今回、より効率的なITモダナイゼーションを実現するための各種開発支援機能や、エンタープライズDevOpsをサポートする機能を強化しました。さらに日本国内ユーザー向けの機能強化も図り、新バージョン3.0Jをリリースします。


製品の特長と新バージョン3.0Jの主な新機能は、以下のとおりです。

<Micro Focus Visual COBOL>

製品の特長
・高機能COBOLエディター、COBOL専用デバッガーを搭載したCOBOL統合開発環境
・主要プラットフォーム(Windows, Linux, UNIX)の最新バージョンをサポート
・COBOL IDEとしてMicrosoft Visual StudioやEclipse IDEが利用可能
・.NET環境でのCOBOLアプリケーション活用技術によるモダナイゼーション支援
・JCA連携、「COBOL for JVM」、RESTful Webサービス対応等、Java環境でのCOBOLアプリケーション活用技術によるモダナイゼーション支援
・CI ツール等と連携させることによって変化に強いアジャイル手法を COBOL アプリケーション開発に適用可能

Micro Focus Visual COBOL 3.0J の主な新機能

1)対応プラットフォーム・対応データベースの拡大
・Windows Server 2016 のサポートを追加
・Oracle 12.2, DB2 LUW 11.1, Microsoft SQL Server 2016, PostgreSQL 9.6, MySQL 5.7 のサポートを追加

2)開発支援機能を強化
・対応IDEに、Eclipse 4.6(64bit版)とMicrosoft Visual Studio 2017 を追加
・COBOLのデータ構造をJSON形式へ変換するCOBOL構文(JSON GENERATE文)を追加
・パフォーマンスの向上

3)国内ユーザー向けの機能強化
・Red Hat Enterprise Linuxへの移行時に OSベンダーがサポートするUTF8ロケールのままSJIS環境で開発された資産の運用を可能にする機能「COBUTF8」を追加
・オフコンユーザーやACUCOBOLユーザーの資産移行を支援するライブラリルーチン「CBL_SCR_SET_KEISEN_COLOR」を追加

4)エンタープライズDevOpsへの対応
・アプリケーションの逆ステップ実行の再生を可能にする「Undoデバッグ」を追加。失敗したテストケースの再生情報の自動取得による強力な開発メソッドの効率化
・MFUnit(COBOL専用 単体テストフレームワーク)の機能拡張によりCIツールとの連携を強化
・TestCoverage機能の強化

※3.0J新機能の詳細はこちらをご参照ください;
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※製品稼働環境はこちらをご参照ください;
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<Micro Focus Enterprise Developer>

製品の特長
・Visual COBOL の全機能に加え IBM メインフレーム上の COBOL, PL/I アプリケーションのリホスト機能を実装した上位製品

Micro Focus Enterprise Developer 3.0J の主な新機能

Micro Focus Visual COBOL 3.0Jの新機能に加え、IBMメインフレームのリホスト向けに以下の機能を強化

1)PL/I 開発機能
・従来のCodeWatchに加えEclipse IDE上でのPL/Iデバッガーを新規提供

2)JES 機能
・JCLスプール機能を強化。JCL スプールレポジトリ構造が再構築され、パフォーマンスが大幅に向上。さらにジョブ番号を5桁から7 桁へ拡大

3)CICS 機能
・システム間連携を容易にするCICS Webサービス機能の強化

4)iFileshare機能
・可用性を向上させ、より堅牢な運用環境を提供

※3.0J新機能の詳細はこちらをご参照ください;
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※製品稼働環境はこちらをご参照ください;
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■ 製品の販売について
・販売開始:2017年8月3日
・出荷開始:2017年8月31日

■ Micro Focus製品全般について/ユーザー事例など
以下のサイトをご参照ください。
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■ マイクロフォーカス製品・サービスに関するお問い合わせ先
マイクロフォーカス株式会社 COBOL事業部 営業部
Tel: 03-5413-4800/Fax: 03-5413-4777
E-mail: sales@microfocus.co.jp
URL: リンク

*本文中の各社の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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