Ovakoが安全最優先でSpray-Cooled(TM)のEAF炉蓋を採用、北欧地域で初
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【エルドラド(米アーカンソー州)2017年7月25日PR Newswire=共同通信JBN】スウェーデンの鉄鋼メーカーOvakoは、北欧地域で初のSpray-Cooled(TM)炉蓋(炉天井)を使用して同社の電気アーク炉(EAF)の安全性を近代化し、高める契約をSystems Spray-Cooledと締結した。このEAFはスウェーデンのホフォルスにあるOvako社の棒、ビレット、管、リング製造施設に設置されているものである。
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イタリアで開かれたEuropean Electric Steelmaking Conference(欧州電気製鋼会議)でSpray-Cooledの技術に初めて触れたOvakoは、この新技術を現在の同社の加圧式管状炉蓋と比較検討した。主な懸念、関心事は、この技術の同社の環境(パイピング=配管)への実装だった。それ以外では、Ovakoはこの技術に非常に熱心であり、メンテナンスと安全性のいずれにも明らかな利点があると判断した。Spray-Cooled(TM)装置は大気圧で稼働するので、冷却水は冷却される領域を超えて圧出されることはない。従って、高圧で大量の水漏れの可能性が取り除かれる。
契約によると、新しい炉蓋は、現在の炉の設定でも、計画された炉のアップグレードと統合するための「将来保証された」設定のいずれでも機能するように設計される予定。潜在的な配管問題への懸念を軽減するため、新しい炉蓋は、現在の炉および周囲の装置を最先端の3Dレーザーでスキャンして設計される。3Dレーザースキャンは、とりわけ利用可能な図面が25年も経たもので矛盾もあることから、設計の際に助けとなろう。これにより配管が容易に設置できるよう正確に設計することも可能となり、プロセスの中で生じる予期せぬ問題を減らし、または排除することができる。
インゴット鋳造を基盤としたホフォルスの製鋼事業は、インゴット年産約50万トンの生産能力がある。管圧延の生産能力は同約12万トン、リング圧延能力は同約4万5000トンである。
これは独自のカンチレバーリフト炉蓋で、ドイツで製造される。OvakoとSystems Spray-Cooledは、2018年1月に新しい炉蓋の試運転を計画している。
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