GVS、Kuss Filtrationを買収

GVS S.p.A and Kuss Filtration 2017年07月21日 15時54分
From 共同通信PRワイヤー

GVS、Kuss Filtrationを買収

AsiaNet 69392

2017年7月20日


イタリア、ボローニャ  –    精密ろ過フィルタのリーディングカンパニーであるGVS S.p.Aは、経営重視のプライベート・エクイティ(非公開株)投資会社であるIndustrial Opportunity Partners(以下、「IOP」といいます)から、Kuss Filtration Inc.(以下、「Kuss」といいます)を買収する契約を締結しました。

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両社の技術的専門知識、グローバルな販売・流通ネットワークの相互の組み合わせにより、GVSとKuss は共に、自動車の精密ろ過製品市場への浸透を最大化していきます。「今回の新たな投資に、当社は高い期待を抱いています。Kuss Filtrationは、燃料ろ過市場における幅広い経験を持ち合わせています。その優秀な経営チーム、製品ポートフォリオ、販売における優位なポジションによって、自動車の精密ろ過製品市場においてGVS自動車部門のリーダーシップを確実に発揮してくれるでしょう」と、GVSのMassimo Scagliarini CEO(最高経営責任者)は述べています。

「GVSグループの一員になることは非常に喜ばしいことです。このパートナーシップにより我々は、設計や技術的なスキルを十分に活用できるようになります。また、当社のお客様には、新たな製品やソリューションを提供することが可能になります」と、KussのHasnain Merchant CEO(最高経営責任者)は述べています。

GVSは、統合の後、世界22カ国にわたる26箇所を拠点に運営することになります。また、2,300人を超える従業員を擁することになり、ヘルスケア、自動車、ライフサイエンス、個人防護具、冷暖房空調・家電産業、屋外電力機器、パワースポート、オンハイウェイおよびオフハイウェイの商用車両といった市場にてサービスを提供していきます。

GVSは、Ice Millerによるアドバイスを受け、また、IOPとKussは、Robert W. Baird & Co., および Winston & Strawn LLPによるアドバイスを受けました。

GVSについて:

1979年に設立されたGVSは、主に、医療、自動車、セーフティ、ライフサイエンス、家電・工業市場にてろ過製品の開発と製造を手掛け、世界的なテクノロジーリーダーとなっています。GVSは、イタリア、英国、ブラジル、中国、ルーマニア、米国にて 11箇所に製造工場を有し、22 カ国にサポートの営業事務所を配置しています。

Kuss Filtrationについて:

1949年に設立された Kussは、軽車両、屋外発電機器、パワースポート、オンハイウェイおよびオフハイウェイの商用車両といった市場で事業を展開するグローバルな顧客基盤に向けて、広範な種類の燃料・オイル・潤滑・尿素フィルタ、エンジン吸気フィルタ、客室エアフィルタ、排気フィルタを製造しています。 オハイオ州のフィンドレーを本拠地とし、米国、ブラジル、中国に4つの製造工場、また、フランスとスイスに営業事務所を有しています。

IOPについて:

イリノイ州のエバンストンを拠点とするIOPは、設立以来9億1,000万ドルの受託資本を運用する、プライベート・エクイティ(非公開株)投資会社です。IOPは、中堅製造会社や付加価値の高い販売会社の買収および運営に焦点を当てています。IOP は、経営重視のアプローチ、専用の取締役会の運営原則を活用し、これまで買収した会社の安定化、成長、価値の強化に関して優れた実績をあげています。


(日本語リリース:クライアント提供)


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