高度な複写技術を駆使し、岩船郡関川村「せきかわ歴史とみちの館」所蔵の和本「大里峠大蛇由来」を複製

富士ゼロックス株式会社 2017年07月13日 10時00分
From 共同通信PRワイヤー

2017年7月13日

富士ゼロックス新潟株式会社

富士ゼロックスの高度な複写技術を駆使し、岩船郡関川村「せきかわ歴史とみちの館」所蔵の和本「大里峠大蛇由来」を複製

富士ゼロックス新潟株式会社(本社:新潟市、社長:星野 明文)は、伝統文化継承に貢献する活動の一環として、新潟県岩船郡関川村「せきかわ歴史とみちの館」が所蔵する和本「大里峠大蛇由来」注の複製を製作、13日、関川村役場で行われる贈呈式で当社社長から同村長 平田大六氏に贈呈いたします。
古文書などの伝統文書の原本は、劣化のおそれがあるため展示期間も限られるほか、不特定多数の閲覧者が手で触れることはできないことが一般的ですが、複製品であれば所蔵者は劣化の心配なく展示でき、また、閲覧者は直接手にとり感触も確かめることができるため、文化伝承に貢献することができます。
今回手掛けた「大里峠大蛇由来」は、伝統文書固有の色彩や光沢、経年変化による独特の風合いがあり、このような色彩を複合機で和紙に忠実に再現するためには、高度な複写技術が要求されます。製作にあたっては、電子化した画像情報を印刷に適した形式に色変換し、原本に忠実に再現する富士ゼロックス独自のカラーマネジメント技術を活用しました。また、グラフィックアーツ市場向け高画質フルカラー複合機を活用し、表面に凹凸があり、含水量の異なる和紙にトナーを定着させるための特殊な設定を加え、複製品を製作しました。
富士ゼロックスは、社会貢献の一環として伝統文書の複製を通じた文化伝承活動を2008年から実施。現在、研究・開発の主要拠点である富士ゼロックスR&Dスクエア(横浜市)および京都を拠点としており、これまで神社仏閣、市町村、大学、企業などに250点以上の複製品を贈呈しています。
 富士ゼロックス新潟は地元新潟に根差した何でも相談される企業を目指し、高度な複写技術を活かした文化伝承のための社会貢献活動を進めてまいります。さらに、地方創生や地域活性化の動きと連動し、文化伝承にかかわるソリューションも検討してまいります。
注;関川村に伝わる「大里峠」という伝説。禁断の蛇の味噌漬けを食べた若い人妻が蛇に化身され、やがて大蛇に成長、自分のすむ場所をつくるため、荒川をせき止めて関川村を大湖にする計画をたてるが、その話を聞いた琵琶法師が、自らの命とひきかえに情報を村人に事前に伝え、大蛇は村人によって退治されてしまうという物語。
・Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。



本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]