「欧州での広東省中国文化探険の体験」イベントがモスクワで開幕
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【モスクワ(ロシア)2017年7月4日新華社=共同通信JBN】
*広東省は中ロ両国の文化交流を目指す
7月3日夜、モスクワにあるモスクワ中国文化センターはたくさんの照明で光り輝いていた。「Experience China-Culture Exploration of Guangdong in Europe and 2017 'Belt and Road' World Brand Tour of China (Guangdong) in Russia」(欧州における広東省中国文化探険の体験とロシアにおける2017年『一帯一路』中国(広東省)世界ブランドツアー)イベントの開幕式が、ロシアの首都で行われたのである。このイベントは、広東省人民政府情報局と在ロシア中国大使館が共催し、国務院情報局が後援した。開幕式には国務院情報局のグオ・ウェイミン副局長、広東省党常務委員会委員で同省広報局長のシェン・ハイション氏、在ロシア中国大使館文化評議会のジャン・ジョンフア氏が出席した。
グオ・ウェイミン氏は式典のあいさつで、中国とロシアは山と川でつながっており、互いに良き隣人であり、友人であると語った。モスクワで開催された「Experience China-Culture Exploration of Guangdong in Europe」イベントは、両国間の文化交流の新たな象徴である。このイベントは深い歴史センスを有する良い書籍、美しい絵画や油絵を提示、紹介するだけでなく、広東省が成し遂げた最新のイノベーションや発展の成果を展示する予定だ。
シェン・ハイション氏はスピーチで、習近平国家主席による重要な指示・指導の精神を実践し、広東省に対するロシア国民の理解を深め、中国とロシアの間の経済、貿易、文化の協力とコミュニケーションを促進し、両国の伝統的な友好関係を深めるために、広東省の代表団がモスクワを初めて訪問したことを示唆した。これらの交流は、中国・ロシア関係により大きな寄与をもたらすことができると期待されている。
開幕式には、100人を超えるロシア政府当局者や有名人が出席した。このうち、モスクワ議会文化マスコミ発展委員会副委員長のランツマン氏、V.I. スリコフ記念モスクワ州立アカデミー芸術院(Moscow State Academic Art Institute named after V.I. Surikov)院長のルバウィン氏、ロシア人民友好大学教授のユーリー・タフロフスキー氏が開会のあいさつを行い、このイベントへの歓迎と評価を表明した。またイベントには、TrudやMoscow-Beijing誌など第3回中国ロシア・メディアフォーラムに出席した10以上のロシア主要メディアのジャーナリストや、チャイナ・デーリー、新華社、中国中央テレビ(CCTV)、CRIなど20以上の中国メディアの代表らが参加した。
開幕式では、UAV(無人航空機)、インテリジェント家電、磁器絵画、ハーブティー、中国南部の潮州-汕頭地区の無形文化遺産であるストローペインティングなど広東省の企業の革新的な製品が大きな注目を集めた。同時に、広東省人民政府広報局はモスクワ中国文化センターとの協力協定を締結した。また広東省出版グループとロシア科学出版グループは「Beautiful China(美しい中国)」(ロシア語版)の共同出版協定を結んだ。
7月3日午後、シェン・ハイション氏はアレクセイ・ボリン・ロシア連邦通信情報次官と会談した。双方は、文化やメディアなどの分野における潜在的な協力の可能性について議論し、意見を交換した。
ソース:The Information Office of People's Government of Guangdong Province
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