Formlabs、デジタルマニュファクチャリング向けに SLS方式3Dプリンタ「Fuse 1」を発表

Formlabs Japan 2017年06月06日 11時00分
From Digital PR Platform


強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造するFormlabs, Inc.(本社:米国 マサチューセッツ州、共同創業者 兼 最高経営責任者(CEO):マックス・ロボフスキー(Max Lobovsky))は本日、「The Digital Factory」カンファレンスにて、同社初の選択的レーザー焼結(SLS)方式3Dプリンタとなる「Fuse 1」、プロフェッショナル向け3Dプリンタのベストセラー Form 2を中核に据えた3Dプリント自動化ソリューション「Form Cell」を発表しました。

Formlabs CEO マックス・ロボフスキー(Max Lobovsky)は次のように述べています。「2012年に世界初の光造形(SLA)方式の3Dプリンタを発表したとき、Formlabsはこれまで利用できなかったプロフェッショナル向け3Dプリント技術を利用できるようにすることで、物理的な製品を作成するデザイナーとエンジニアに新たな可能性を届けました。Fuse 1でも同じアプローチを取り、非常に幅広いお客様がパワフルなSLS技術を利用できるようにします。Form Cellでは、既に1,000万個を超えるパーツをプリントしてきたForm 2のSLAエンジンを活用し、効率的で拡張可能な3Dプリント自動化ソリューションを作り出します。」

Googleなどのグローバルな企業を含む多数の企業が、既に新しいシステムをテストしています。
また本日、よりパフォーマンスに優れたフットウェアの開発を実現するため、New Balanceとの戦略的提携を発表しました。詳細は リンク をご覧ください。

Google ATAP Skunworksマネージャーのデビッド・ビアズリー(David Beardsley)氏は次のように述べています。「SLS技術を利用して、現実的な材料特性と3Dプリント設計の制約の最小化を組み合わせれば、デザイナーとエンジニアはプロトタイピングプロセスを迅速化できます。Fuse 1を使用して、高精度のパーツ、サイクル時間の短縮、強固な材料を組み合わせることで、チームはホワイトボードから、最終パーツまでの設計プロセスを簡単に反復して早められるようになったのです。」

Formlabs CPO(Chief Product Officer:最高製品責任者) デビッド・ラカトス(David Lakatos)は次のように述べています。「チームが簡単にトライアンドエラーを行い、最終製品を直接生産できるようにすることで、Fuse 1とForm Cellは初期のプロトタイピングから製造までの製品開発サイクル内で、豊かで柔軟なイノベーションの道筋を拓きます。」

現在、Formlabsは次世代のデジタルマニュファクチャリングに注力し、工業用3Dプリントのマスカスタマイゼーションを可能にすることを目指しています

Fuse 1およびForm Cellの特長:
 Fuse 1:Fuse 1は、SLS 3Dプリンタの特長、メリットを、Form 2ユーザーと同様の使いやすさと信頼性とともに卓上にもたらします。
• Fuse 1の最小構成価格は、最も安価な工業用SLS方式 3Dプリンタの20分の1にあたる9,999ドル、6月5日から内金1,000ドルで予約可能。出荷予定は2018年中頃。
• 完全なシステムは19,999ドルで、Fuse 1、資源回収機能付き後処理ステーション、継続使用を可能にする追加の構造ピストン、初回の材料装填を含みます。
• 強力で耐久性に優れた機能プロトタイピングおよび最終用途パーツ向けの業界標準ナイロンPA12およびPA11が材料として使用可能。Fuse 1の焼結部品の材料特性は、現在発売されている同等製品以上。
• SLSは、3Dプリントでパーツ1個あたりのコストが最も低く、幾何学的に複雑な大型のプリント作成がサポートなしで可能。
 Form Cell:Formlabsの3Dプリント自動化ソリューションは、パーツあたりで最も低いコストを実現しています。Form Cellは3Dプリントプロセスを並列化、自動化します。
• ファイルから完成したパーツまで完全な自動作業セル:Form 2 3Dプリンタ、Form Wash、産業用ロボットガントリシステムで3Dプリントの手動プロセスを自動化します。パーツあたりのコストが最も低くなるように最適化されているため、Form CellのROIは数年単位ではなく、数カ月単位で立証可能。Form Cellは手動プロセスを排除し、最終的に3Dプリントを24時間完全自動のデジタルファクトリーに変革。
• 優れた実績:プロフェッショナル向け3Dプリンタのベストセラーで1,000万個を超えるパーツを既にプリントしてきたForm 2のSLAエンジンを用いて、大規模生産が可能です。
• さらに賢くなったソフトウェアで省力化:プリントジョブのスケジューリング、エラー検出、リモート監視、パーツとシリアル番号のプリント。チェックイン不要の信頼性のある、安定したプリントで作業とダウンタイムを削減。
• 工場対応:業界標準の業務システム(CRM、ERP、MES)、または既存のワークフローの一部としてForm Cellを使用可能にする自社製システムとの統合のためのAPIを用意。

Fuse 1およびForm Cellの先行予約方法の詳細については、リンク をご覧ください。Fuse 1およびForm Cellの製品画像は リンク をご覧ください。


Formlabsについて
Formlabsは強力で身近な3Dプリントシステムを開発、製造しています。ボストンに本社を、ドイツ、日本、中国に支社を置く同社は、MIT Media LabとCenter for Bits and Atoms出身のエンジニアとデザイナーのチームが2012年に設立しました。Formlabsは世界中のエンジニア、デザイナーおよびメーカーのためにプロフェッショナル3Dプリントの業界標準を確立し、教育、歯科学、医療、ジュエリー、調査など、さまざまな業界でイノベーションを加速しています。Formlabsの製品には、SLA方式3Dプリンタ Form 2、SLS方式3Dプリンタ Fuse 1、3Dプリント自動化ソリューション Form Cell、3DデザインのPinshapeマーケットプレイスなどがあります。Formlabsは、クラス最高の3Dプリントソフトウェアに加え、3Dプリント用にさまざまな高性能の素材も独自に開発しています。


報道関係各位からのお問合せ先:
Formlabs Japan(フォームラブズ ジャパン)
マーケティング部
新井原 慶一郎
karaihara@formlabs.com
080-9997-0387

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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