オプティスが触覚フィードバックとVRオーディオを統合したHIM 2017を発表
AsiaNet 68573
サンノゼ(米国カリフォルニア州)、GPU テクノロジー・カンファレンス、2017年5月18日/PRニュースワイヤー/ --
オプティス(OPTIS)が、GPUテクノロジー・カンファレンス(GPU Technology Conference)においてバーチャルリアリティー・デザインツールの新バージョンを紹介
オプティスは本日、精密でリアルな3D仮想プロトタイピングを行うエヌビディア(NVIDIA)(R)クアドロ(Quadro)(R)GPUとエヌビディアVRワークス(NVIDIA VRWorks)(TM)を装備した人間工学的評価(Human Ergonomic Evaluation)のHIM 2017を発表しました。
物理的な試作品をデジタルモデルに置き換える際のひとつの重要な課題は、デジタルモデルが現実の世界を正確に映し出すようにすることです。オプティスは業界が求める正確さを達成する物理的シミュレーションの方法でこの問題に答えます。HIMソフトは、仮想プロトタイプを並ぶもののない高度なリアリズムに引き上げます。触覚フィードバックで視覚、聴覚、触覚という人間の3つの知覚が初めて組み合わさり、現実にそっくりの体験で専門家たちを自身のデザインやトレーニングプラットフォームに没入させるのです。
(ロゴ: リンク )
クアドロGPUは、HIMソフトが3D仮想プロトタイプを高度なリアリズムで直接に体験するために必要な安定性と性能を提供します。HIMは、エンドユーザーと将来の製品との相互関係を評価するための全身のモーションキャプチャーも可能にします。HIMにはエヌビディアVRワークスSDKの重要な要素であるエヌビディア・フィジックス(NVIDIA PhysX)(R)に基づく衝突判定が組み込まれています。音の伝わり方を完全にシミュレートするVRワークスのVRオーディオを使ったハイファイの音声回復が、航空・自動車産業の市場で音声シミュレーションとされるオプティス・ジェネシス(OPTIS Genesis)のオーディオ・マテリアル定義の技術と組み合わさって、完全にリアルなVRの没入感を提供します。
HIMは、仮想プロトタイプを使って世界中に分散したチームのインタラクティブな意思決定を促し、コミュニケーションの障害を減らして、デザイン、製造、メンテナンスにわたるすべての利害関係者が製品開発の初期段階で関わることができるようにします。協調仮想環境のお陰で、デザイン決定は簡単で速くなりました。製品製造時のオペレーターの安全と快適さを最大限にすることを考慮して、デザインされるすべての新製品において、製造者はHIMを使って製造とアセンブリーラインをバーチャルリアリティーでモデル化し、人間とロボット双方のジェスチャーを観察することができます。業界のプレーヤーは今後、早い段階でロボット関連の組立誤差をテスト、修正し、安全に機械のメンテナンスを行うことができるようになります。
オプティスのCEO兼創立者、ジャック・デラクールは、「ほどなく設計プロセスと工業生産全般でロボットが優勢となるでしょう。オプティスのソリューションが、人間と機械の相互作用に役立つバーチャルリアリティーの利用という上流の作業を促進するのです」と述べています。
オプティスについて (リンク )
情報源:オプティス
(日本語リリース:クライアント提供)
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