logo

デジタル電源の利用を加速させる設定可能で高効率のインタリーブ型力率改善コントローラICを発表

STマイクロエレクトロニクス 2017年03月30日 09時20分
From PR TIMES



[画像: リンク ]

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スイッチング電源(SMPS)用コントローラICであるSTNRGPF01を発表しました。このコントローラICは、カスタムDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)コードの開発における技術的な課題を解消し、開発期間を短縮しながら、デジタル電源の柔軟性と効率を高めます。STは、APEC 2017(米国・フロリダ州タンパ、3月26日~30日)のSTブースにおいて、STNRGPF01を搭載した3kW産業用SMPS評価ボードを展示します。

1~2kW超の高容量アプリケーションでは、このような電力水準を適度な磁気量と電流分割で実現するため、インタリーブ型CCM PFC(Continuous-Current Mode: 連続電流モード、Power-Factor Correction:力率改善)トポロジが不可欠です。さらに、効率、接続性、設定オプションを向上させようとした場合、高価で複雑なDSPソリューションが必要になります。

STの新しいインタリーブ型ブーストPFCトポロジ向けのSMPS用コントローラICは、eDesignSuiteオンライン設計環境を使用して迅速かつ簡単に設定できる上、モニタと制御を行うためのI2CインタフェースおよびUARTインタフェースを搭載しています。また、3つのインタリーブ位相をサポートするため、リップル電流の低減、小型インダクタを採用したEMIフィルタ設計の簡略化、さらには幅広い電力範囲(500W~20kW超)を実現します。STNRGPF01の柔軟かつ設定可能なフェーズ・シェディング戦略は、アクティブな位相の数を自動的に最適化するため、あらゆる負荷状況において高効率を維持できます。

STNRGPF01は、平均電流モード制御を使用し、固定周波数のCCMで動作します。ハードウェアの内部電流ループは、正確なサイクル・バイ・サイクル方式の制御を行う一方、デジタル比例積分(PI)コントローラは高速ダイナミック応答を行うよう外部電圧ループを管理します。周波数を数kHzから300kHz超までプログラミングできるため、IGBTもしくはパワーMOSFETの出力段も制御することができます。その他の設定可能な機能には、突入電流制限やPFCソフト・パワーオンなどが含まれます。

STNRGPF01は、eDesignSuiteで簡単な設定を行えば、優れたデジタル電源を実現でき、工業用溶接機などの機器、モータ駆動機器、ポンプ、無停電電源装置(UPS)、商用・コンスーマ用エアコン、生活家電(冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、調理器具など)において、柔軟性、信頼性、安全性および電力効率を向上させます。

STの設計手法により、最終製品開発により注力することができます。eDesignSuiteにコンバータの仕様を入力し、コンフィギュレータを実行すれば、回路図、部品表、IC設定用のダウンロード可能なファームウェアが自動的に生成されます。プロセッサのメモリや割込み構造の理解や、DSPで必要な機能を実装するためのコード作成が不要になるため、アナログ・コントローラICとは比較にならないほどの柔軟性が設計者に提供されます。

STNRGPF01は現在量産中で、TSSOP38パッケージで提供されます。単価は、1000個購入時に約3.50ドルです。

詳細については、 リンク をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2016年の売上は69.7億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( リンク )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ & MEMS製品グループ
TEL : 03-5783-8250 FAX : 03-5783-8216

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。