MobileIronがインターネット・オブ・シングス(IoT)部門を新設

MobileIron 2017年02月23日 10時43分
From 共同通信PRワイヤー

MobileIronがインターネット・オブ・シングス(IoT)部門を新設

AsiaNet 67448(0213)

【マウンテンビュー(米カリフォルニア州)2017年2月23日PR Newswire=共同通信JBN】
*サントシュ・ナイル氏率いるIoT研究開発部門が、今年後半に新製品を発売

エンタープライズコンピューティングのセキュリティー基盤を提供するMobileIron(NASDAQ:MOBL)は23日、インターネット・オブ・シングス(IoT)部門を新設し、センサーからアプリ、ゲートウエイ、クラウド、ネットワークにおけるトラストチェーンの構築に注力すると発表した。同社はまた、サントシュ・ナイル(Santhosh Nair)氏がMobileIronのIoT担当副社長に就任し、この部門を率いると発表した。同氏はMobileIronのスレシュ・バッチュ共同創設者兼最高技術責任者(CTO)と緊密に協力する。MobileIronは今年後半にIoT製品の発売を目標にしている。Bain & Companyは、2020年までにIoTベンダーの売上高が4700億ドルを超えると予測している。

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この発表は23日朝開催のMobileIronのAnalyst Dayで発表された。このプレゼンテーションは、MobileIron社のウェブサイトリンク にあるInvestorsページ上のライブのオーディオ・ウェブキャストからアクセスすることができる。このプレゼンテーションの再生は、プレゼンテーションから1年間可能である。

既存のIoTシステムの多くが大幅な制約を受けているのは、高度にカスタマイズされて柔軟性がない為、IoTシステムの設定が困難になり、システムのライフサイクルにおけるメンテナンス費用が高額になっている。MobileIronのIoTプラットフォームは以下のように設計される。

*相互運用性のために標準規格に準拠するオープンシステムのアプローチを使用する
*スケーラブルで自動化されたライフサイクル管理を提供し、人為的ミスの可能性を軽減する
*ペタバイト容量のムービングデータの整合性およびセキュリティーを保護する
*極めて重要で失敗が許されないシステムの継続性を提供する

MobileIronのバリー・マインツ社長兼最高経営責任者(CEO)は「インターネット・オブ・シングス(IoT)をめぐり多くの過大な評価があるが、その大半は過剰宣伝にすぎない。多くの企業がIoTで犯す誤りは、センサーがonになった時にはじめて問題を理解してその対応をスタートすることである。当社の顧客中心のアプローチは、その真逆である。われわれは昨年、当社の顧客と世界の運用パートナーと協力し、企業がどのようにIoTを使いたいのか、どのような課題に直面しているかなどを理解することに努めた。その結果、われわれは顧客を支援できるヘルスケア、エネルギー、製造、自動車における有効的な事例を定義した。これは当社にとってビッグチャンスである」と語った。

インターネット・オブ・シングス(IoT)は、情報化時代の次のフロンティアである。IoTは、具体的な行動を促す知見を集めるためにデータ収集をデジタル化することによって、コアビジネスのワークフローを自動化する。エンタープライズコンピューティングはネットワークエッジとクラウドの中で行われ、処理時の待機時間を軽減する。不正確な情報ないしは不適切な行動は、高くつき(サプライチェーンの混乱)、危険(パイプラインのリーク)、致命的(医療過誤)になりかねない。IoTでは、スケールとセキュリティーが重要である。MobileIronの目標は、統合プラットフォームと単一の表示パネルを提供し、IoTサービスをセキュアにし、管理することである。

MobileIronのIoTソリューションは、同社のソフトウエア・リーダーシップとイノベーションをこの新しい市場機会に活用する。ポリシーエンジン、エッジクライアント、ネットワークゲートウエイの3つを重視するMobileIronのアーキテクチャーは、そのままIoT展開の課題に適用できる。管理者は、ポリシーエンジンを使用してルールを自動生成する。エッジクライアントは、IoTゲートウエイでアクションを実行し、セキュリティー状態を監視する。ネットワークゲートウエイは、IoTデータがセキュアに送信され、中間者攻撃の影響を受けないことを保証する。これら一連の処理全ては大規模なスケールで実行される。

この新しい部門は、新たにMobileIronに加ったサントシュ・ナイル氏が率いる。ナイル氏は戦略、エンジニアリング、製品管理における20年以上の国際的な経験をMobileIronにもたらす。同氏はインテルの子会社Wind Riverから加わる。同氏はWind RiverのIoT事業部門の副社長兼ゼネラルマネジャーを務め、幅広い市場の主要な顧客関係を管理した。Wind Riverの前には、GE Healthcareに15年勤務し、最終的にWorldwide Product Managerとして15億ドルのコンピューター断層撮影(CT)事業を担当した。同氏はノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院で戦略&マーケティングの経営修士学位と、インド・トリバンドラムのガバメント・カレッジ・オブ・エンジニアリングでエレクトロニクス通信の技術学士をそれぞれ取得した。

MobileIronのサントシュ・ナイル副社長(IoT担当)は「MobileIronのチームに会ったとき、インターネット・オブ・シングス(IoT)に関するチームが持つ知見に感動した。この知見を実行に移すことを大いに楽しみにしている。エンタープライズ・エンドポイント・セキュリティーは、インターネット・オブ・シングスの技術導入を成功させるために不可欠であり、MobileIronの多数のエンジニアリング・イノベーションもまさにIoTに適用できる。われわれは絶好の機会を提供でき、大きな市場リードがあると確信している」と語った。

▽MobileIronについて
MobileIron(NASDAQ:MOBL)は世界中の企業のモバイルファーストを実現する基盤を提供している。詳細は以下のウェブサイトを参照:www.mobileiron.com

ソース:MobileIron

▽問い合わせ先
Clarissa Horowitz
MobileIron
clarissa@mobileiron.com
+1-415-608-6825

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