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シリア危機:いまだに子ども200万人が支援困難、ユニセフら国連5機関共同声明【プレスリリース】

公益財団法人日本ユニセフ協会 2017年01月16日 17時00分
From PR TIMES

紛争と喪失しか知らずに生きる子どもたち

ユニセフ(国連児童基金) 事務局長アンソニー・レークらは、本日共同で、シリアでいまも人道支援が絶たれている人々へのアクセスを求める声明を発表しました。



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【2017年1月16日 ダボス(スイス)発】

ユニセフ(国連児童基金) 事務局長アンソニー・レーク、世界食糧計画(WFP)事務局長アーサリン・カズン、国連人道問題担当事務次長スティーブン・オブライエン、世界保健機関(WHO)事務局長マーガレット・チャン、国連難民高等弁務官(UNHCR)フィリッポ・グランディは、本日共同で、シリアでいまも人道支援が絶たれている人々へのアクセスを求める声明を発表しました。

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シリアでは、停戦の全面的な実施のための努力が注がれているものの、シリア全土でいまだ人道支援が遮断されている子どもたちや家族に対して支援を届けられるよう、私たちは再度、早急かつ無条件の、安全な移動の確保を求めます。

現在シリアには、包囲された地域が15カ所あり、30万人と推定される子どもたちを含む70万人近くの人々がいまだに閉じ込められています。また、子ども200万人以上を含む500万人近くの人々が、戦闘や治安の悪化、アクセスの制限のために人道支援を届けることが著しく困難な場所に暮らしています。

シリア全土で、人々は生きるために必要な最も基本的な物資やサービスを得ることができず、また暴力の被害を受ける危険と隣り合わせの生活を強いられ続けています。私たち、そして世界は、紛争当事者たちが「紛争の武器」として食糧、水、医薬品などの支援の提供を拒否する行為に対して沈黙してはならないのです。

子どもたちが栄養不良、脱水症状、下痢性疾患、感染症、また怪我に苦しむ危険が高まっています。多くの子どもたちは、衝撃的な出来事、暴力や人権侵害などを目の当たりにし、心のケアの支援を必要としています。悲劇的なのは、あまりに多くの子どもたちが彼らのまだ短い人生の中で紛争と喪失しか知らずに生きてきていることです。

アレッポ東部の包囲がもたらす恐怖は、世界の人々の意識から消え去りました。しかし、私たちは、シリアの人々が必要としているもの、彼らの命と将来について、世界の良心が忘れないようにしなければなりません。

私たちは、2016年にシリアを襲った悲劇を、2017年に繰り返させてはならないのです。

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■ 本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、リンク からご覧いただけます。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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