Oil Insurance Limitedが2億ドル配当支払いと戦略計画の推進を決定

Oil Insurance Limitedが2億ドル配当支払いと戦略計画の推進を決定

AsiaNet 66891（1627）

【ハミルトン（バミューダ）2016年12月15日PR Newswire＝共同通信JBN】Oil Insurance Limited（以下OIL）は8日に開いた2016年12月の取締役会で、12月31日あるいはそれ以前に2億ドルの配当金を支払うと発表した。取締役会はOILの強固な財政状況と堅実な資金管理計画に基づき今回の発表を行ったが、3月31日にも2億ドルの配当金を承認し、今年前期に支払っている。

取締会は配当金決定に加えて、経営陣が2016年戦略計画の実施に着手することを承認した。戦略計画は、商品提供、会員サービス、マーケティング・販売といった業務の主要分野にまたがっている。最終計画は2017年3月の年次総会（AGM）で会員に公表する。

ロベルト・ベンザンOIL会長は「2億ドルの配当は、しかるべき時にOILの株主へ価値を返還するという取締役会の約束を履行したものである。新しく承認された戦略計画は、株主へのOILのユニークな価値提案を推進して強化するのが目的であり、それが履行されることを期待している」とコメントした。

OILとその2016年9月末決算についての詳しい情報はリンク を参照。

Oil Insurance Limited（OIL）は、最大4億ドルの資産を持ってAマイナスに格付けされる資産が総額190億ドルを超える50社強の会員の2兆9000億ドル以上の世界的エネルギー資産に保険を掛けている。会員は中堅から大企業までの公営および民間のエネルギー企業で、少なくとも10億ドルの実物資産を持ち、投資適格級かそれと同等の格付けを持っている。同社の保険商品にはProperty（財産）（Physical Damage、物的損害）、Windstorm（暴風）、Non Gradual Pollution（非漸進的汚染）、Control of Well（暴噴制御費用）、Terrorism（テロ）、Construction（建造）、Cargo（積み荷）が含まれる。OILが守る産業セクターとしてはオフショア・オンショアの探鉱・生産、精製・マーケティング、石油化学、鉱業、送油管ルート、電力事業者、その他のエネルギー関連ビジネスなどが含まれる。

ソース：Oil Insurance Limited (OIL)