中国が知的生産に関する5カ年計画を公表 World Intelligent Manufacturing Summitで

World Intelligent Manufacturing Summit 2016年12月12日 13時07分
From 共同通信PRワイヤー

中国が知的生産に関する5カ年計画を公表 World Intelligent Manufacturing Summitで

AsiaNet 66843 (1609)

【南京(中国)2016年12月9日新華社=共同通信JBN】中国政府は7日、中国東部江蘇省の南京市で開催されたWorld Intelligent Manufacturing Summit(世界知的生産サミット)で、知的生産に関する5カ年計画を公表した。

中国工業情報省が発表した計画は、知的生産を開発し中国の製造部門改善のための新たな成長を産み出す長期戦略目標である。

計画書には、知的生産構築のための「2段階」戦略と10項目の課題がリストアップされている。

2025年までの知的生産促進に関する「2段階」戦略は以下のようになっている。まず2020年までに、知的生産のための基盤とサポート能力を大幅に強化し、旧来の製造産業における主要部門におけるデジタル製造を実現する。次いで、2025年までに知的生産のサポート体制を確立し、主要部門における最初の知的生産移行を実現する。

この5カ年計画は、インテリジェント設備とかなめになる共通技術の開発をスピードアップして知的生産の基準を設定、知的生産のテストを広め、主要部門と中小企業におけるインテリジェント移行を促進するよう求めている。

同計画にはまた、地域における調整の取れた知的生産開発と技能育成の促進も含まれている。

さらに同5カ年計画は、知的生産の開発が長期的戦略であることも強調している。

その他、5カ年計画の主な内容には主要技術・設備のセキュリティー管理能力強化、基盤に対するサポート能力の増強、統合アプリケーション・レベルのアップグレード、成果を生み出す開発環境の開発および構築のための新モード探求-が含まれている。同5カ年計画は、これらの諸点を重視することによって、経済成長への新しいモーメンタム、新たな競争力のある優位性の開発、製造力の蓄積のための強固な基盤が育成されると指摘している。

World Intelligent Manufacturing Summitは12月6-8日に南京市で開催された。同サミットには中国はじめ米国、ドイツ、スイスその他の国から政策立案者、産業団体、研究所、フォーチュン・グローバル500の代表が出席した。

ソース:World Intelligent Manufacturing Summit

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