ルノー・日産アライアンス、ダイバーシティが大きく前進 ジェンダーギャップを縮小

Renault-Nissan Alliance 2016年11月30日 15時43分
From 共同通信PRワイヤー

ルノー・日産アライアンス、ダイバーシティが大きく前進 ジェンダーギャップを縮小

AsiaNet 66639

ルノー・日産アライアンス、ダイバーシティが大きく前進
ジェンダーギャップを縮小

・2016年、ルノーと日産は数名の女性従業員を重要な経営幹部ポジションに任命
・ルノーでは、エグゼクティブコミッティメンバーの4人に1人が女性
・日産では、女性管理職比率が日本の大手製造業平均の2倍以上
・ルノー・日産両社は、ルノー・日産アライアンスとしての男女平等に対する取り組みに関して、広く認知されている

ルノー・日産アライアンスは29日、「女性のための経済・社会フォーラム2016 (Women’s Forum 2016)」の開幕にあわせて、男女平等への継続した取り組みを確認しました。ルノーと日産では、この1年間で、女性の活躍が大きく前進しました。

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ルノーと日産は、数名の女性を重要な経営幹部ポジションに任命しました。ヴェロニク サラデポは、購買を統括するアライアンス グローバル副社長、および、ルノー・ニッサンパーチェシングオーガニゼーション(RNPO)の会長兼マネージング・ダイレクターに就任しました。クロティルドゥ デルボスは、ルノーの副社長および最高財務責任者(CFO)及びRCIバンクの取締役会会長に、マイラ ゴンザレスは、メキシコ日産の社長兼マネージング・ダイレクターに就任しました。

ルノー・日産アライアンスの会長兼CEOのカルロス ゴーンは、「男女平等に向けたアライアンスの取り組みは、世界中から優秀な人財の獲得を促し、アライアンスの事業競争力を向上させます。アライアンスの全職位における男女平等の実現に向けて、重要な段階に来ています。自動車業界における女性管理職比率が最も高い企業のひとつとして誇りに思う一方、私たちには更なる取り組みが必要です。男女平等に向けて引き続き全力で取り組んでいきます」と述べました。

フランスに本社を置くルノーと、日本を本拠地とする日産は、特に管理職における女性従業員比率が昨年度から大きく増加しました。

ルノーは、グローバル全体での女性従業員の割合が2015年に18.8%となり、2000年の10%、2014年の18.4%から増加しました。グローバルには同社の2000近くに及ぶ重要な職務の内、女性の割合は24.2%となり、2014年の22%から増加しました。またルノーは、女性の上級役員の割合においても業界トップレベルとなっています。エグゼクティブコミッティメンバー12名のうち3名が女性です(2015年は11名中2名)。ムナ・セペリは、CEOオフィス副社長を務め、マリー=フランソワーズ・ダムザンは人事担当副社長を務めています(ダムザンは人事担当アライアンス副社長も兼務)。また、着任したばかりのクロティルドゥ デルボスは、ルノーの副社長および最高財務責任者及びRCIバンクの取締役会会長を務めています。

日産では、管理職の9.1%を女性が占めており、前年度の8.2%から増加しました。これは、従業員1,000名以上を有する日本の製造業の平均値3.7%に比べると、高い水準です(2015年厚生労働省統計)。上級管理職に占める女性の割合は7%となり、2008年の2%から3倍以上も増加しました。2016年4月時点で、グローバル全体の管理職の13%を女性が占め、2008年の7%から増加しました。日産は、2017年までに、女性管理職の割合をグローバル全体で14%に引き上げることを目標としています。

事業に大きく貢献するアライアンスの女性従業員

2016年、アライアンスとアライアンスの女性役員は数多くの賞を受賞しました

・ムナ セペリ、マリー=フランソワーズ ダムザンに加え、ルノーのCセグメント担当デザインダイレクターであるアニエタ ダルグレン 、欧州日産の購買担当ジュディス リチャードソンの4名のアライアンス役員が、オートモーティブニュース ヨーロッパが主催する「リーディング ウーマン 2016」を授賞しました。

・アニエタ ダルグレンは独立法人「Women and Vehicles in Europe (WAVE)」が選ぶ「ウーマン オブ ザ イヤー2016」を授賞。アニエタは、パリモーターショー開幕直前の9月28日に、欧州自動車業界の男女候補者の中からオートモーティブニュース ヨーロッパが主催する「2016ユーロスター」賞も受賞しました。

・ルノー ブラジルは、女性のエンパワーメントを支援する取り組みが高く評価され、「女性のエンパワーメント原則」から金賞を受賞しました。

・ルノー スペインは、同社のスペイン国内における男女平等に向けた継続的な支援活動や取り組みが高く評価され、同国の保健・社会サービス・平等省から男女共同参画企業として認定されました。

・日産は、厚生労働省が定める「プラチナくるみん」企業に認定されました。「プラチナくるみん認定」とは、従業員の子育て支援に取り組む企業を認定するものです。日産は同認定を受けた初の自動車メーカーです。

・日産は、職場における女性の活躍支援および推進が評価され、東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄」に4年連続で選定されました。

アライアンスの取り組みと女性のエンパワーメント推進イベント

・ルノーが事業展開するほとんどの市場では、女性従業員向け社内支援・キャリアネットワーク「Women@renault」の導入により、2010年より、女性従業員は個別のメンタリングやコーチングに加え、リーダーシップや影響力を向上させるワークショップやトレーニングなど、人財育成プログラムを活用できるようになりました。

・「Women@renault」のソーシャルネットワークには現在4,500名以上が登録しており、その内の23%が男性です。

・日産は、店舗の運営や従業員に女性を多く採用した「レディファースト認定店」を国内で拡大しています。東京郊外の府中にオープンした認定店は、スタイリッシュなデザインの店内に、授乳室や広々としたキッズスペースを完備し、女性のお客さまや初めてクルマを購入するお客さまに、より快適で手軽なクルマの購入をご体験いただけるようになっています。「レディファースト認定店」は、2016年9月までに日本国内で272店舗まで拡大しました。

・日産はまた、女性販売員の割合も増やしています。2016年8月には、日本国内の販売員の9.9%を女性が占め、2015年半ばの8.5%から増加しました。日産は女性販売員比率を10%に引き上げることを目指しています。

「女性のためのフォーラム」で「トップに立つこと」と題した特別セッションを開催

ルノーと日産は、毎年、女性が課題や障壁を克服し、経済におけるキャリア機会を捉えることを後押しするための国際会議、「女性のための経済・社会フォーラム」開催に先立ち、男女間格差と平等に関する最新状況を開示しています。今年のフォーラムは、11月30日から12月2日まで、フランスのドーヴィルで開催されます。2006年からルノー・日産アライアンスが支援を行っているこの年次会議は、産業、学術、政治、社会における女性活躍の場の均等化を目指しています。

今年はルノー・日産アライアンスからグローバルで活躍する50名の女性従業員がフォーラムに参加します。またアライアンスは、社内代表者全員を対象に、「トップに立つこと」と題した特別セッションを開催します。

以上

(注記)

今年のイベントには、ルノー・日産アライアンスから1名がスピーカーとして登壇します。アライアンスは2つのセッションを主催する予定です。

・12月1日16:50~17:05: 「新たに社長となって」と題したセッション。メキシコ日産の社長兼マネージング・ダイレクターのマイラ ゴンザレスが登壇。

・12月1日12:20~13:05: ルノー・日産アライアンス主催のコーナーセッションでは、「企業家精神: 活躍する女性たち」と題して、“les Pionnieres”が登壇

・12月2日10:45~11:30: ルノー・日産アライアンス主催のコーナーセッションでは、「エグゼクティ プレゼンテーション:アピール力と自分自身のブランド確立」と題して、役員向けコンサルタントやコーチとして活躍する、ジェーン グッドマンが登壇。

ルノーのダイバーシティの取り組みの詳細はこちら:
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日産自動車のダイバーシティの取り組みの詳細はこちら:
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(日本語リリース:クライアント提供)

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