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アクセンチュア最新調査――小売企業と消費財メーカーは、ミレニアル世代への理解を深めれば、アジアで6兆ドルの市場獲得が可能

ミレニアル世代はアジアの人口の45%以上を占め、2020年までに、世界のミレニアル世代の60%がアジアに在住

※本リリースは、アクセンチュアが2016年9月6日に海外で発表したプレスリリースの抄訳です。


アクセンチュア(NYSE:ACN)が行った調査で、小売企業と消費財メーカーは、アジア市場で強い影響力を持ちはじめているミレニアル世代への理解を高める必要があることが浮き彫りとなりました。

アクセンチュアが「Accenture Adaptive Retail」や「The future is now: understanding the new Asian consumer」の調査レポートについて行なった分析では、ミレニアル世代は多様なチャネルが繋がった統合的な購買体験を求めており、こうしたニーズを満たすために、小売企業や消費財メーカーはデジタルソリューションを活用する必要があります。

目前に迫るビジネスチャンス
アクセンチュアの分析によると、eコマースの市場は拡大を続けており、アジア・パシフィック地域でのeコマースの市場規模は、2020年までに300%増の2兆6,000億ドルに達すると予想されています。また、アジアのミレニアル世代は他の世代に比べて購買力が強く、可処分所得が2020年までに6兆ドルに達すると予想されています。現在、アジアの人口の45%以上はミレニアル世代であり、2020年までに世界のミレニアル世代の60%がアジアに在住する見込みです。こうした中、小売企業や消費財メーカーは、テクノロジーに精通し、メディアと常に繋がっている世代を十分に理解しなければ、巨大なビジネスチャンスと有力な顧客を失うリスクがあります。

アクセンチュアの消費財サービス部門でシニア マネジング・ディレクターを務める、テオ・コレイア(Teo Correia)は、次のように述べています。「デジタル化の進展によって、顧客がより多くの選択肢や知識、行動力を得ることで、世界中の産業構造に変化が起きています。ミレニアル世代は、自分の興味・関心やライフスタイルに合った体験を手軽で快適に提供されることを望んでいますが、その消費行動の予測は難しく、ニーズや性質が細分化されており、人気ブランドを好み、購買体験を重視します。企業がミレニアル世代のロイヤルティを獲得するためには、データに基づき、シンプルかつ一人ひとりの興味・関心に合った購買体験を提供することが不可欠です。」

スマートフォンでの購買体験の需要増
日常生活におけるデジタル技術やデジタルサービスの普及は急速に進んでいます。現在、アジアのスマートフォン・ユーザーの割合は全世界のユーザーの50%以上を占めています。特にシンガポールとオーストラリアでは、スマートフォンの普及率が80%を超えており、世界的にも高い水準を示しています。また、アジアのミレニアル世代のスマートフォン利用時間は1日平均2.8時間(年換算で42.5日)であり、スマートフォン経由での購買経験を持つユーザーは40%を超えています。

アクセンチュアの調査によると、ミレニアル世代は他の世代に比べてアドバイスを受け入れやすい傾向があると判明しています。小売企業や消費財メーカーは、パーソナライゼーションを強化することで新たな消費世代のニーズに応えようとしていますが、消費者に受け入れられる方法を実践することが不可欠です。例えば、中国と日本では、

「個別化されたサービスを受けられるのであれば、個人情報を提供しても良い」と答えたミレニアル世代が60%に達しており、世界平均の47%を上回っています。
ミレニアル世代の77%が、「実店舗で商品を購入する際、自動的に割引を受けて、ポイントを付与してほしい」と答えていますが、「店員に最近購入した商品の感想を聞いてほしい」と答えたミレニアル世代は37%に留まっています。
61%の回答者は、「購入を検討している商品に関するキャンペーン情報は、オンラインで受け取りたい」と答えています。


アクセンチュアのテオ・コレイアは、次のように述べています。「成功している企業は、データ収集やアナリティクスの能力を高め、一人ひとりに合った顧客体験の提供や、顧客ロイヤルティや購入履歴、属性に基づいた価格設定を行っています。こうした企業は、予測アナリティクスを活用し、顧客一人ひとりに最適化されたサービスや位置情報に基づいたサービスを提供して、顧客のライフスタイルに寄り添う努力をしています。企業が成功するためには、さまざまな方法で顧客とコミュニケーションを取ることが必要です。顧客は、ブランドに対する満足感を終始、味わいたいのです。」

自動車の購入でさえ新たな体験となる
アクセンチュアが現在とりまとめている自動車市場に関する調査レポートでは、ミレニアル世代が他の世代に比べて、自動車の購入体験においても高い満足度を求めている傾向を明らかにしています。本レポートによると、中国のミレニアル世代の40%は自動車ディーラーの旗艦店で購入することに強いこだわりを持っています。また、ミレニアル世代はデジタルによる対応を求めつつも、販売員による接客も望んでいます。さらに、ミレニアル世代は車種を決めてから納車までの間に待たされたくないと考えており、中国のミレニアル世代のうち87%が、購入プロセスにおいて、「希望車種が即納されることが、内外装やオプション選択の次に重要だ」と回答しています。

デジタル世代向けのデジタルソリューション
アクセンチュアは、2016年9月にシンガポールで行われたMillennial20/20サミット(リンク)において、近未来のコンセプトストア「The World of ME」(リンク)を出展し、アクセンチュアがアジア・パシフィック地域に影響を与えると考える革新的な製品やサービス、購買体験の内容を披露しました。また、世界各国のスタートアップ企業を紹介することで、ミレニアル世代と小売企業との関係性の変化を検証しました。

アクセンチュアのテオ・コレイアは、次のように述べています。「『スピーディなデジタルイノベーション』を実現することが、今日のビジネスにおける成功のカギです。アクセンチュアでは、スタートアップ企業と有力ブランドが互いに尊重し合って学ぶべきであると考えています。変化のスピードが早く、新たな市場やサービスが一夜にして生まれる現在、企業の勝敗を分ける要因は、チャネルの連携ならびにさまざまな企業・組織との連携を通して、顧客体験価値の向上に繋がるオペレーションとサービス、ビジネスそのものを、いかに改善できるかということです。」

調査方法
アクセンチュアは「Adaptive Retail Research」の作成にあたり、13カ国で1万人を超える消費者を対象に調査を実施しました。このレポート作成の一環で、アクセンチュアは、中国と日本の調査対象者のうち、2015年10月から12月の間に、オンラインと実店舗で購買活動を行った746名のミレニアル世代に対する調査内容を抽出しました。回答者の意見は、市場調査の国際的ガイドラインを遵守するESOMARによって厳しく検証されています。回答者サンプルは、アパレル、家電、百貨店、ディスカウントストア・一般スーパー・大型スーパー、食料品店、ドラッグストア、ホームセンターという7業種から均等に選ばれました。回答者の性別、世代、世帯収入、居住地は多岐にわたっています。この調査では、対象者のインターネットやスマートフォンの日常的な使用状況を調査し、95%の信頼水準(誤差±3.6%)を達成しています。
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また、アクセンチュアは「The future is now: understanding the new Asian consumer(英語)」の作成にあたり、定量的・定性的な調査を実施しました。本レポートの作成にあたり、アクセンチュアは、eコマースに関する消費者の嗜好性や問題点、消費財の購入動機を解明するため、中国とインドネシア、シンガポールの消費者で構成されるオンラインコミュニティを構築し、2015年12月から2016年1月まで調査を行いました。また、主要な消費財メーカーの上級役員に対して対面取材を行なったほか、既存の文献も参照して本レポートを作成しました。
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アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供するおよそ38万4,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細はwww.accenture.comを、
アクセンチュア株式会社の詳細はwww.accenture.com/jpをご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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