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バイオコークス溶解能力実証施設が本格稼働開始 11/1(火)新しく導入された大型溶解炉の「火入れ式」を開催 -- 近畿大学

近畿大学 2016年10月30日 08時05分
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近畿大学バイオコークス研究所(北海道恵庭市)は平成28年(2016年)11月1日(火)、同研究所のバイオコークス溶解能力実証施設にて、新しく導入した大型溶解炉への「火入れ式」を開催する。


【本件のポイント】
●大型溶解炉を導入し、国内唯一の研究拠点として稼働
●製造されたバイオコークスの燃焼・溶解試験を自設備内にて行うことが可能
●次世代のバイオ固形燃料であるバイオコークスの今後の研究発展が見込まれる

【本件の概要】
 近畿大学バイオコークス研究所では、茶かす等の植物性廃棄物を材料とする次世代バイオ固形燃料「バイオコークス」の研究を世界に先駆けて進めている。しかし、試験用設備が国内にないため、実際に鋳造等で稼働する実炉を使って試験を行う必要があった。
 このたび、株式会社ナニワ炉機研究所の協力を得て、国内で唯一のキュポラ(鋳鉄用の溶解炉)による大型溶解能力実証試験設備を導入した。本設備では、これまでに取り組んできた溶解操業におけるバイオコークスの石炭コークス代替比率の向上に加え、石炭および石炭コークスが枯渇する時代を想定したバイオコークスのみで稼働できる環境に優しい次世代型バイオ溶解炉の開発を目指す。さらに、家庭で廃棄される一般ゴミなどを焼却処分した灰を減容化し、最終処分場の負荷を低減することを目的に、バイオコークスだけによる灰溶融の実現を目指す。本設備の導入は、環境保全とともに、エネルギー資源の枯渇、脱化石資源を解決する活路を見出すための大きな1歩となる。

■日 時: 平成28年(2016年)11月1日(火)13:30~15:00
■場 所: 近畿大学バイオコークス研究所
      (北海道恵庭市南島松157-1、JR千歳線「恵庭駅」から車で約10分)
■出席者:
  近畿大学リエゾンセンター センター長・教授 宗像惠(むなかためぐむ)
  近畿大学バイオコークス研究所 所長・教授 井田民男
  その他関係者

【当日のプログラム】
13:30 挨拶
     近畿大学リエゾンセンター センター長・教授 宗像惠(むなかためぐむ)
     近畿大学バイオコークス研究所 所長・教授 井田民男
13:40 出席者紹介
13:50 火入れ式に関する説明
14:00 燃焼開始・セレモニー
15:00 閉式

【次世代バイオ固形燃料「バイオコークス」】
 バイオコークスは、近畿大学バイオコークス研究所 所長・教授 井田民男が、平成17年(2005年)に開発した次世代のバイオ固形燃料である。工場などから大量に排出・廃棄される木くずや茶かすなどのあらゆるほぼ全ての光合成由来バイオマスから製造可能で、製鉄・鋳造炉で燃料として使われる石炭コークスの代替燃料となる。
 バイオコークスには、「原料の100%を活用できる(製造時に新たな廃棄物が出ない=ゼロ・エミッション)」、「石炭コークスよりCO2排出量を削減できる(植物由来のため排出量はゼロカウント)」、「食糧や飼料を原料として消費せずに済む(ほぼすべての植物由来廃棄物が原料になる)」という3つの特徴がある。現在、石炭コークスの代替だけでなく、家庭用燃料を含む様々な用途で活用可能な、環境負荷を低減する新しいエネルギーとして期待されている。
 平成24年(2012年)に「平成23年度新エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞」を受賞。平成26年(2014年)3月には、大阪ガスエンジニアリングと共同で、マレーシアにおける2年間の生産実証導入試験を開始するなど、多くの成果をあげてきた。

【関連リンク】
リエゾンセンター センター長・教授 宗像 惠(むなかた めぐむ)
リンク

バイオコークス研究所 所長・教授 井田 民男
リンク

▼本件に関する問い合わせ先
 近畿大学 広報部
 TEL: 06-4307-3007
 FAX: 06-6727-5288

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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